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新型コロナウイルス感染症の企業の情報開示への影響について
主なフリーコメント
「経営トップは業績予想の数値にコミットすべき」という姿勢をとるアナリストがいるために、企業が予想を出さないのではないか。
企業情報は「開示して終わり」ではなく、「継続的なコミュニケーションの出発点」だと思ってほしい。
テレワークの推進など、ウィズ/アフターコロナを見据えた中長期の展望・取組方針の変化などについて、経営を語ってほしい。
困難な環境下、社会の公器としてどうあるべきか、どのような貢献ができるのか、といった観点での開示が全体的に少なすぎる。
月次での変化や、シナリオ分析を行っている企業の開示は納得度が高く、投資家の期待を適切に(現実に即して)コントロールする手段として有用と感じた。
定性的でも構わないので、新型コロナウイルス感染症を契機とする構造改革への取組事例が知りたい。
緊急事態宣言下で業績予想が実務的にできなかったということでなく、見通しが不透明なので業績予想を非開示とした企業が多かった。これらの企業が業績予想を出すということは見通しを持って合理的に見積も っているということであるから、業績予想開示やその後予想との差異が生じた場合には、前提などを含めた合理的な開示を求めたい。
アフターコロナの企業戦略を積極的に打ち出してほしい。
業績予想については、必ずしも数値に落とし込む必要はなく、定性的で良いので、どのような影響・リスクがあるのか知りたい。
気候変動リスクへの対応についても応用が利くので、この状況を他の機会でも生かしてほしい。
感染症の影響に加え、環境変化に対応してどのようなアクションを取ろうとしているのかという経営の意思を定性情報として開示してほしい。
投資家が気が付かないリスクがあれば、積極的に開示してほしい。
デメリットだけでなく、メリットもあれば開示してほしい。
コロナ禍の事業機会、従業員エンゲージメントといった定性的な情報の開示、前向きな経営姿勢を期待。
メディア等で知り得る一般的な情報以外の、個社別の状況のみに絞って説明してほしい。
業績予想について全くの非開示というのは、怠慢と言わざるを得ない。
新型コロナウイルス感染症は未知のものであり、情報開示が不十分でも致し方ない。
実際のビジネス上は、コロナの影響なのか景気悪化によるものなのか判断がつかないことが多いので、あまり期待しても仕方がない。