試験に備える・申込む
受講が受験の要件
証券アナリスト(CMA)教育・試験制度は、試験や称号の付与だけを目的としているのではなく、教育・学習過程を重視しているため、講座の受講が受験の要件となります。受験できるのは、受講年度の翌年からです。
1回の受講で3年間(計3回)の受験機会
1回の受講で受講年度の翌年以降3年間に実施される試験(計3回)を受けることができます。3回の受験機会の中で合格し、3年間の実務経験があれば、CMA(当協会検定会員)の入会を申請することができます。
受講年度=20XX年度 | 3回の受験機会 |
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(20XX +1)年 | 1回目(初回試験) |
(20XX +2)年 | 2回目 |
(20XX +3)年 | 3回目(最終試験) |
- 2021年度の受講者には、2022年、2023年、2024年と3年間、計3回の受験機会があります。2024年の最終試験で未合格(未受験を含む)の場合には、直ちに再受講しないと、第2次レベル講座の受講資格を失い(第1次試験の合格実績が失効します)、第1次レベル講座のすべての科目からやり直しとなります。
- 受講開始から合格達成までの期間に関する制限はありません。3年目の最終試験で不合格(未受験を含む)となった場合でも期間内に再受講して学習を続ければ、第2次試験の受験資格が継続されます。
試験科目・配点
試験科目名 | 配点(420点) |
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証券分析とポートフォリオ・マネジメント コーポレート・ファイナンスと企業分析 市場と経済の分析 |
360点 |
職業倫理・行為基準 | 60点 本科目の得点が一定水準に達しない場合は不合格となります。 |
試験時間・出題内容・範囲
試験時間 【420分】 |
午前 3科目総合150分+職業倫理・行為基準60分(合計210分) 午後 3科目総合(合計210分) |
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出題内容・範囲 | 証券分析業務に必要な高度の知識と実務への応用力および職業倫理の習得を問う。テキストの内容が必ずしもそのまま引用されるわけではない。 |
出題形式 | 計算問題等も出題されるが、大部分が記述式の応用問題。正解は1つとは限らず、採点に際して解答に至る論旨展開が重視される。 |
筆記用具と電卓
- 硬度HB、B、2Bの黒の鉛筆またはシャープペンシル(芯の太さは0.5mm以上)、ボールペン(黒または青)が使用できます。必ず持参してください。筆記用具の貸出しは一切いたしません。
-
使い慣れた計算用電卓を持参してください。普通の電卓(加減乗除と√<ルート>機能のみ)のほか、関数電卓や金融電卓も使用できます。試験中に使用できる電卓は2台までです。
ただし、以下に該当する電卓は使用禁止です。電卓の貸出しは一切いたしません。
- 文章や公式を記憶させておき試験中に表示できるもの
- 通信機能があるもの
- 騒音を発するもの
試験実施時期および試験会場
時期
6月上旬に実施します。
試験会場
国内(9都市):札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、福岡
海外(3都市):ニューヨーク、ロンドン、香港
2022年証券アナリスト(CMA)第2次試験の日程
国内および香港 | ニューヨークおよびロンドン |
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2022年6月5日(日) | 2022年6月4日(土) |
申込受付期間:2022年3月14日~4月14日(申込期間後は一切受け付けません) |
※申込受付期間中にマイページの「受験申込」ボタンからお申込みください。
※翌年の試験日程は、毎年10月に公表します。
2022年証券アナリスト(CMA)試験日程 (176KB)
採点と合否判定
- (1)試験の採点および合否判定は、実務家、学者などで構成される「試験委員会」および「試験管理委員会」が行います。
- (2)試験の合否判定は、以下のとおりとなります。
- ・試験の合否は、上位一定割合の受験者の平均得点を基準として決定されます。
- ・合格には午前と午後の両方の受験が必要です。
- ・午前と午後の総得点が合格最低点以上であっても、「職業倫理・行為基準」の得点が一定水準に達しない場合は不合格となります。
合否通知と試験結果開示
- (1)試験結果は、試験実施日の約2か月後にマイページの「試験結果の確認」からご覧いただけます。試験結果の郵送はいたしません。
- (2)
不合格者には、不合格者中の各自の順位ランク(A~Dの4区分※)を開示します(上記マイページからご覧いただけます)。
※A(上位から1/10まで)、B(A以外の上位から1/4まで)、C(A,B以外の1/2以内)、D(1/2未満)
※なお、午前と午後の総得点が合格最低点以上であっても、「職業倫理・行為基準」の得点が一定水準に達しないために不合格となった場合は、「A(R)」と表示されます。