合格者の声

吉村 具倫 さん

横浜国⽴⼤学 経営学部経営学科3年(合格時)

CMA資格取得を目指した動機は何ですか

私がCMA資格を知ったのは、⾼校⽣の頃から熱⼼に私の勉強をサポートしてくれていた⽗からの紹介でした。私⾃⾝、⼤学在学中に何か成し遂げたいと考えていたので、すぐに興味を持ちました。受講のきっかけとなったことは主に⼆つあります。⼀つはビジネスコンテストです。⼤学⼊学から少し経った頃、会計学の授業の中で海外のアナリスト協会が主催しているビジネスコンテストのことを知り、証券アナリストが実務で⾏なっているレポート執筆(企業分析)にやりがいを感じたからです。もう⼀つは⾦融機関で証券アナリストとして勤務したいと考えていたため、CMA試験に合格していれば、証券アナリストとして働く上での必要な基礎知識を持っていることをアピールできると思ったからです。

資格取得のための準備について

  1. (1) いつ・どのくらい勉強されましたか

    本格的に勉強を始めたのは試験の約2ヶ⽉前からでした。第2次試験は、昨年の秋に受験し合格した第1次試験と重複している部分も多かったため、知識もそこまで頭から離れることなく、勉強を開始することができました。第1次試験と⽐べて、インターンシップなどの就職活動が少しずつ始まった時期でしたので、平⽇は毎⽇1〜2時間程度、復習を中⼼に勉強をして、休⽇は6時間くらい時間をとって、過去問を中⼼に勉強しました。

  2. (2) どのように勉強されましたか、お勧めの勉強法などを教えてください

    やはり過去問を解き続けて、多くの演習問題をこなし、復習を繰り返すことが効率的な勉強法だと思います。

合格の秘訣

第2次試験は記述式のため、内容を⼗分に理解しているかどうかを問われる問題が多く出題されます。もちろん暗記も⼤切ですが、暗記を中⼼にするよりも、しっかりとアウトプットする機会を設けることが⼤切だと思います。また、試験時間が⻑いため⻑時間集中できるように⽇々慣れるようにし、解答欄を埋める努⼒をしました。科⽬については、「職業倫理・⾏為基準」は効率よく⾼得点が狙えるので、しっかりと対策をして得点源にし、「コーポレート・ファイナンスと企業分析」も他の2科⽬に⽐べて⾼い正答率を狙いやすいと思いましたので、この科⽬でも⾼得点を取れるように学習しました。

準備を通じて得たこと

資格取得は、⾃分が理解を深めたい分野に対してモチベーションを持って、継続的に取り組めるきっかけになるので、⼈⽣100年時代において、リカレント教育に注⽬が集まっていることも考慮すると、⾮常に有意義なものだと思います。CMA資格の第2次試験は、「市場と経済の分析」の科⽬を中⼼に時事関係の問題も出題されることがあるので、経済・⾦融のニュースを⾒ることを習慣化することができ、今でも継続しています。

受講中の方へのメッセージ

第2次試験は、第1次試験と⽐べて問題量も多く、記述式という形式になるのみならず、難易度も上がる部分が多いので、資格取得までの勉強は⼤変でしたが、最後まで諦めずに試験に臨むことで、合格を⼿にすることができました。ぜひ諦めずに頑張ってください。

今後の抱負について

⼤学卒業後に、実務経験を3年以上積むことでCMA資格を取得し、学んだ知識を活かして活動しつつ、他の資格取得を通じて学び続ける姿勢を維持したいと思っています。特に、⾦融業界の中でも証券アナリスト業務に興味があるので、証券アナリストとして、社会で活躍していきたいと考えています。

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