合格者の声
山本 雄樹 さん
関西大学 経済学部 4年(合格時)
CMA資格取得を目指した動機は何ですか
証券投資に関する専門性を高めてゼミ活動に生かしたいと思い、CMA資格取得を目指しました。ゼミ活動では日経STOCKリーグという株式投資の共同論文を執筆していたため、本格的な投資知識を身につけて、ほかのチームに負けない論文を作成したいと思い、資格取得に向けた勉強に励みました。なお、指導教授がCMA資格を保有していることが同資格の存在を知るきっかけとなりました。
資格取得のための準備について
- (1)
いつ・どのくらい勉強されましたか
第2次試験の勉強は就職活動のインターンシップ、面接の時期と大きく重なっていたため、隙間時間での勉強を心掛けました。私は毎朝6時に起床していたため、午前6時半から8時までを資格勉強の時間として確保していました。就職活動終了が第2次試験の約1カ月前だったため、その後は時間をより多く確保して、毎日5時間程度勉強しました。第2次試験の合計学習時間は約500時間程度とほかの受験生と比較してもかなり多かったと思います。
- (2)
どのように勉強されましたか、お勧めの勉強法などを教えてください
資格専門学校のまとめテキストとマイページの過去問5年分を使い、過去問は5周以上解きました。
手順としては、以下の流れで勉強しました。①資格専門学校の総まとめテキストで簡単に内容を理解する。
②時間無制限で過去問を解き、解答を見ても理解できていないところは、協会の講座テキストで深く調べる。教材の講座テキストにマーカーを引いたり、メモを付け加えたりして意味がわかるようにする。
③本番のつもりで過去問を解き、解答用紙には自分の言葉で細かなところも気をつけながら書けるようにする。
合格の秘訣
本番の試験では資格専門学校の総まとめテキスト、直近の過去問3年分に出題された問題と似ている問題が非常に多かったため、これらを何度も復習して理解しておくことが大切です。また、職業倫理やコーポレート・ファイナンスは毎回それほど難解な問題が出題されていないため、これらの点数の取りやすい分野で確実に点を稼ぐということも必要だと感じます。そして、第2次試験は第1次試験と違って記述式であるため、頭の中で理解するだけでなく紙に書いて説明できるようにしておくことが大切だと思います。
準備を通じて得たこと
証券投資に関する基礎知識が身についたことで、ゼミ活動に非常に役立ちました。ゼミ活動で行った日経STOCKリーグでは、ポートフォリオ構築をするために財務分析や効率的フロンティア曲線の作成、経済情勢や値動きの考察などを行ったため、CMA資格の勉強をした甲斐があったと感じました。
受講中の方へのメッセージ
試験本番までの計画を立て、継続して学習をすれば合格は難しくないと思います。仕事や大学の勉強との両立は大変だと思いますが、隙間時間や休日を利用して一回で合格するという気持ちで勉強に励んでください。全範囲を完璧に理解しなくても合格は可能なので、ポイントを絞って学習することが大切です。
今後の抱負について
無事に第一志望の金融機関に内定しましたので、今後マーケット関係の部署に配属された場合は、学んだ知識を実務へ生かしていきたいです。また、今回の資格取得に向けた勉強で身につけることができた学び続ける姿勢を、資格取得に限らず日常生活や仕事にも生かしていきたいです。