合格者の声

塚原 なつみ さん

東京証券取引所(合格時)

CMA資格取得を目指した動機は何ですか

上場会社や上場申請会社と仕事をする中で、企業価値評価(M&A、減損検討など)や、株主還元策等について話を聞くことが多くありました。一応は分かっているつもりであったものの、基本的なものの考え方から学び、より本質的な理解のもとで業務に臨みたいと考えました。また、会社でCMA資格取得が推奨されており、周囲の若手社員で取得者が何人もいたことも励みになりました。

資格取得のための準備について

  1. (1) いつ・どのくらい勉強されましたか

    私の場合は、第1次試験の合格から第2次試験の受験までに年数が経過してしまい、第1次試験の勉強内容を結構忘れてしまったのはもったいなかったなと思います。第2次試験のための本格的な勉強は4月半ばから始め、平日は帰宅後の2時間ほど、休日は家族の理解・協力も得てゴールデンウィークも含め、ほぼ一日中勉強していました。

  2. (2) どのように勉強されましたか、お勧めの勉強法などを教えてください

    資格専門学校の参考書や問題集を中心に勉強しました。特に証券分析は、馴染みのない方にとってはとっつきにくく、難解に感じられると思うので、受験対策講座で分かりやすい講義を受講し、効率よく学ぶことを考えてもよいのかなと思います。

合格の秘訣

どの分野の勉強にも意義はあるものの、合格のためを考えると、試験に出やすい分野、得点の取りやすい分野を重点的に勉強すべきであると思います。中でも証券分析とポートフォリオ・マネジメントは範囲も広く、難解な理論もあるので、全てを満遍なく勉強することは現実的に厳しいと思います。ただ、完全に捨てる分野を作ってしまうとリスクにもなるので、苦手に感じられても、基礎的な部分だけは押さえておいた方が良いでしょう。

準備を通じて得たこと

証券業界における基礎的な素養を一通り勉強し、身に付けたという証になり、自信が持てました。

受講中の方へのメッセージ

試験範囲の広さや難解さを見て、投げ出したくなることもあるかもしれませんが、全てを完璧にこなさなくとも合格は可能です。ある程度割り切りながらでよいので、諦めずに勉強し続けてください。

今後の抱負について

資格取得を通じて身に付けた素養をベースとしつつ、自分の普段の業務に関連する分野については専門性をより深めるべく、勉強を続けていきたいです。偶然ですが、今年度の試験本番で、私の知っている実際のIPO案件を意識したと思われる問題が出題され、驚きました。実務に生きるような学びをすべきという、出題者からのメッセージでもあったのかなと解釈しています。

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