合格者の声
長島 理絵 さん
年金積立金管理運用独立行政法人 市場運用部(合格時)
CMA資格取得を目指した動機は何ですか
入職時は運用と直接関係のない部署に配属されましたが、勤めている法人ではCMA資格取得を推奨しています。将来的には運用関連の部署で働きたいと思っていたので、運用の基礎知識を身につけるため勉強を始めました。
資格取得のための準備について
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いつ・どのくらい勉強されましたか
第1次レベル試験、第2次レベル試験ともに、試験の半年ほど前から勉強を始めました。週末に資格学校に通い、あとはテキストを復習しました。第2次レベル試験は約1か月前から平日もいつもより1時間早く起きて勉強し、電車の中などの隙間時間も有効に利用していました。
- (2)
どのように勉強されましたか、お勧めの勉強法などを教えてください
勉強を始めて4か月くらいはテキストを繰り返し読み、基礎を身につけました。試験直前の2か月くらいは過去問を3年分、何度も繰り返し解いていました。色々な問題集に幅広に手を出すのではなく、同じ問題を繰り返し解くことによって解答パターンのようなものを身につけ、応用問題に対応できるよう意識しました。また、資格学校の直前模試は時間配分の目安をつかむのに役立ちました。
合格の秘訣
第2次レベル試験は記述式なので、普段から実際に文章を書く練習をしていました。また、職業倫理もちゃんと書く練習をしておいて良かったと思います。点数配分も意外に高いので、普段から職業倫理の問題に慣れておくことで、本番は短時間で解き、証券分析の問題に多くの時間を割くことができました。あとは、本番で白紙をできるだけ埋めることもポイントだと感じました。難しいと感じた問題でも、分かっていることを断片的でも良いのでとにかく書き続けることが大切だと思います。
準備を通じて得たこと
私は経済学部出身でもなく、金融の知識も無かったのですが、毎日少しずつ勉強することで、最初は全く理解できなかったテキストも徐々に理解できるようになってきて、モチベーションアップに繋がりました。経済については最近の時事に関する問題も出るので、ニュースを今までとは違った観点で見るようになり、視野が広がりました。
受講中の方へのメッセージ
最初はテキストを見ても全く理解できませんでしたが、少しずつ勉強することで合格することができました。過去問に最初に取り組んだときは、大半の問題が分からず、ほぼ答えを読んでいるだけの状況でしたが、あきらめずに同じ問題を何度も解くうちに徐々に理解が深まり、自信に繋がりました。難しいと感じるのは自分だけではないのだと信じてあきらめないことが大切だと思います。
今後の抱負について
CMA資格の勉強を通じて運用の基礎知識を学ぶことができたので、今後は実務に活かしていきたいです。資格取得の勉強は終わりましたが、運用の仕事に携わるうえで、やっとスタート地点に立てたと思います。今後も運用の幅広い知識を身につけられるよう、学び続けていきたいです。