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就活は『資格取得』で差をつける!

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就活スペシャリストが語る!!

三好 秀和 氏 CMA 三好 秀和 氏 CMA

これまで立命館大学で学生の就活・配活を100%成功させてきた就活スペシャリストの三好先生(CMA)がエントリーシートに何を書くべきか、それに備えて何をどう準備していくのか、資格取得の重要性など、就活・配活に悩む学生に語る!!

三好 秀和 氏  CMA
立命館大学 経済学部 客員教授/一般社団法人 高度人材養成機構 理事長/金融キャリアセンター センター長

※ 肩書など掲載情報は開催時点の情報となります。

就活、配活、って何をすればいいの? 自己分析? 会社選び? マッチングって?

1-1. 就活準備に必須!志望企業のIR分析

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とっても重要!エントリーシート

就活スタートの要はエントリーシートに尽きます。自分が志望する会社でどんな貢献ができるかを、自身の経験、強みに照らし、具体的に書けることが重要です。その強みと志望する会社の方向性がマッチすればエントリーシートに自分の思いを書けるものてす。

そのための第一歩は、志望会社の経営者の方向性を知ることです。なお、間違っても就活マニュアル本の例文コピペはやめましょう。どこにでも当てはまる標準的なお手本はすぐに見破られてしまい、選考に残ることは不可能です。

どうやって会社のことを知るのか

会社を知るには、その企業のWEBサイトでIR(Investor Relation)のページをチェックするのが良いでしょう。IRとは、企業が「投資家に自社のことをわかってほしい」、「自社に応援・投資してほしい」といった目的のために、自社の経営方針や業績をわかりやすく世間に伝える活動のことです。

株価は会社の通信簿です。自社が目指していることを投資家に理解されず、将来を悲観されて自社の株式をぼんぼん売られるような状況では社長は首になってしまいます。株価が低ければ買収されやすいし、他社の買収もしにくくなってしまいます。ということで、ほとんどの会社は、IR活動にかなりのお金をかけて真剣に取り組んでいます。

具体的にはどうやってIRを分析するのか

例えば某大手損保会社のWEBサイトで、IRページにある社長の動画を見てみましょう。重要なのは、今後何をするかの計画・戦略のところです。その内容について、【表1】の「SWOT分析」という手法で分析してみましょう。

【表1】IRをSWOT分析する

【表1】IRをSWOT分析する 【表1】IRをSWOT分析する

IRのSWOT分析例

この会社の強み(S)は、代理店が優れていて、優秀な社員がいる。弱み(W)は、海外経験豊富な社員は少ない、子会社管理のノウハウが不足していること。ここから、海外子会社の管理ができる人材が採用されるのでは、ということが見えてきます。

また、事務効率が悪いこと(W)から、コスト削減に貢献できる人が必要で、ここにはお金と人をかけると社長は発言しています。機会(O) は、アジアで稼ぐこととしている。その背景には、脅威(T)として日本の高齢化と少子化があり、また、ITやAIの発展もそうです。

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