合格者の声
塚本 優希 さん
Lindenwood University 5月卒(合格時)
受講動機
今年の7月に金融機関への入社が決まっていたのですが、大学では主に情報科学のみを勉強していたため、金融知識が圧倒的に不足していました。入社前にこの不安をある程度解消するためには、証券アナリスト(CMA)試験の受験が一番効率的だと思い、それに向けて勉強することを決意しました。
受験の準備方法
3月から本格的に勉強を開始しました。3月中は1日3~4時間勉強時間を確保できていたのですが、4月に入ると大学の課題も増えてきたため、証券アナリスト試験の勉強時間は1日1~2時間程度になりました。
お勧めの勉強法
試験勉強の開始から試験当日まであまり時間がなかったため、過去問を中心に勉強しました。まずは3年分を各科目5周以上解き、分からないところはテキストやインターネットで調べながら解法を徹底的に頭に叩き込みました。調べる際にはただ調べて終わりではなく、複数の解説を読んだり、経済や証券に関しては英語の記事や学習動画を見たりすることで、調べたことがしっかりと記憶に残るように意識していました。最終的には過去問6年分を解き、変則的な計算問題や覚えにくい理論問題をノートにまとめました。このノートは試験直前に大変役に立ちました。
合格の秘訣
自分が、何が得意で何が苦手かをしっかり分析したうえで、勉強に取り組んでいたことが効率的な学習に繋がったと思います。私の場合は、経済に関してはある程度基礎知識がある、そして理系専攻だったため計算問題に抵抗なく取り組める、ということを武器に、それらをうまく利用した勉強方法、そして各科目の勉強時間の調整を常に考えるようにしていました。
勉強してよかったこと
以前は金融や経済のニュース等を見てもそもそも「何」を話しているのか分からないことが多かったのですが、証券アナリスト第1次試験で基礎知識を網羅的に学べたことで、それらのニュースが理解できるだけでなく「なぜ」そのようなこと(金融や経済の動き)が起こるのかも考えるようになりました。視野が格段に広がったと思います。
今後の抱負
まずは来年の証券アナリスト(CMA)第2次試験に合格し、その後は海外のアナリスト試験にも挑戦しようと思っています。