アナリスト大会
第39回日本証券アナリスト大会 2024年10月 11日(金)
ハイブリッド開催
第39回 日本証券アナリスト大会のご案内
「日本証券アナリスト大会」は、日本証券アナリスト協会の「認定アナリスト」であるCMAの役割を、広く社会に認知していただくとともに、CMAの自己研鑽、相互交流を目的として、1986年以来、40年近くにわたって毎年開催されている歴史ある大会です。
新型コロナ問題の収束に伴い、昨年は4年ぶりの会場開催と併せて、ライブ配信も行う「ハイブリッド方式」にて初めて開催いたしました。会場での参加が叶わない方もオンラインで参加できる同方式が定着し、今年も多くの方にご参加いただける形で開催できることを大変嬉しく思います。
さて、昨今の世界情勢をみますと、ウクライナ・中東情勢をはじめとする地政学的リスク、グローバル・インフレの動向などなお不透明であり、これらを踏まえた各国の財政・金融政策運営にも予見しがたいものがあります。また、今年は選挙イヤーでもあり、米国大統領選もいよいよ11月に迫るなか、金融市場や日本経済に与える影響は読み切れません。
こうした不確実なグローバル環境の下で、わが国は失われた30年に確実に終止符を打つという重要な構造的課題を克服しなければなりません。足元では、資産所得倍増プランやコーポレートガバナンス改革の実質化に向け、着実な進展をみせてきております。昨年12月の「資産運用立国実現プラン」の策定後、各主体への働きかけが改めて行われ、現在、その実現に向けて各々の立場での主体的な取り組みが求められる段階となり、日本企業においても新たな動きが様々な形で出てきております。
そこで、本年のアナリスト大会は、テーマを「資産運用立国とアナリストの役割」といたしました。「資産運用立国」の実現に向け、企業はいかに経営資源を有効活用し、資本効率の改善、企業価値の向上を実現させ、ひいては市場の魅力向上と一層の発展に繋げていけるのか。また同時に、アナリストはエンゲージメントをはじめとする直面する様々なチャレンジにどう立ち向かい、役割を担っていくべきか、大いに議論をしていただきたいと考えております。
大会終了後には、ネットワーキングということで会員および関連業界の皆様との懇親の場を設けております。会員の参加は大会、ネットワーキングとも無料ですので多くの皆様のご参加を期待しています。



公益社団法人 日本証券アナリスト協会
会 長 小池 広靖 CMA