アナリスト大会
第41回日本証券アナリスト大会 2026年10月9日(金)
ハイブリッド開催
第41回 日本証券アナリスト大会のご案内
日本証券アナリスト大会は、日本証券アナリスト協会の「認定アナリスト」であるCMAの役割を広く社会に認知していただくとともに、CMAの自己研鑽と相互交流を目的として、1986年の第1回以来毎年開催している大変意義深い集まりです。
今年の大会テーマは、「生成AIと金融の共創-アナリストの新たな価値創造-」です。
足許、生成AI等の技術進歩は目覚ましく、日本でも各分野の企業においてビジネスプロセスの効率化にとどまらず、新たな商品の開発や顧客市場の開拓、海外市場の本格的取込み、事業ポートフォリオ変革の断行を含め、AIの実装による抜本的な経営戦略の再構築が求められています。実際に、AIは実体経済そのものを大きく変え、経済成長率が2倍から20倍に大きく跳ね上がる可能性があるとの試算も示されており、米中AI覇権への対処が欧州企業などとともに課題とされているなかで日本企業は中長期的な視点で企業の根源的価値を追求していくことが求められています。
加えて、生成AI等の急速な技術進歩は、金融・資本市場に新たな地平を開いています。各国で暗号資産、ステーブルコイン、デジタル預金、デジタル証券などのデジタル市場拡大を踏まえた制度改正が進められるとともに、アナリストの仕事にも生成AIの実装化が進展しており、データ分析の高度化・高速化、企業情報の非構造データ化、投資判断プロセスの変容など、大きな転換点にあります。
他方、生成AIは、膨大な情報を迅速に処理し整理する強力なツールとなると同時に、最終的な判断の質や倫理性、企業との対話を通じた深い理解といった人間にしか担えない価値の重要性を改めて浮き彫りにしています。まさにテクノロジーとアナリストとしての専門性が共に創造することで新たな価値創造が可能になる時代が到来しています。
このような大きな変革期において、私たち証券アナリストは、経営の質や戦略の妥当性、社会的責任の履行を包摂的に評価し、投資家と企業の間の「信頼の架け橋」を築く存在であり続けなければなりません。生成AIを活用し、われわれの専門性を深化させ、それらをどう新たな価値創造に結び付けていくか。今回の大会が、その問いに向き合う貴重な機会となることを期待しております。
大会終了後には、ネットワーキングとして、会員および関連業界の皆様との懇親の場も設けております。会員の皆様は大会・ネットワーキングともに無料でご参加いただけますので、多くの方々にご参加いただき、交流を深めていただければ幸いです。


公益社団法人 日本証券アナリスト協会
会 長 鳥海 智絵 CMA
