2026年7月号(第64巻第7号)
特集 : アセットオーナー・プリンシプルへの対応
「横串」としてのアセットオーナー・プリンシプルの再確認 ―アセットオーナーの資産運用力強化を目指して―
アセットオーナー・プリンシプルの受入れを表明するアセットオーナーの数は、徐々に増加している。様々な特性を有するアセットオーナーにとって、最大公約数的であり「横串」となるプリンシプルは、インベストメントチェーンの機能強化を通じ、資産運用立国への方向性を強化することで、経済の好循環を実現するものと期待される。プリンシプルを受入れ表明することが重要なのではなく、求められ方向に沿って、体制を強化し運用を充実させることが必要である。今回の特集では、プリンシプルの位置付けを再確認するとともに、公的年金・共済組合、企業年金、大学・学校法人といった主要なアセットオーナーについて、これまでの対応の整理と課題の分析を行った。今後のプリンシプルの高度化や新たに受け入れを表明するアセットオーナーにとって示唆するものが多いだろう。
徳島 勝幸 氏 (ニッセイ基礎研究所 専務取締役 金融研究部研究理事)
解題
(269KB)
徳島 勝幸・・・2
※本特集に関連する過去の特集としては下記があります。
2026年4月号「資産運用立国とアセットオーナーの進化」(展望)
2025年6月号「アセットオーナー・プリンシプルの展開」(展望)
2025年5月号「資産運用立国を目指した資産運用業の高度化」(特集)
論文
- インベストメントチェーンの「残されたピース」と
アセットオーナー・プリンシプルの「横串」としての機能
―運用の高度化に取り組むアセットオーナーにとっての道標―
(434KB)
玉木 伸介・・・6 - 公的年金におけるアセットオーナー・プリンシプルの受入れと運用力強化の取組
(409KB)
岡 亮宏・・・18 - 企業年金におけるプリンシプル受入れの現状
―企業年金スチュワードシップ推進協議会の取組み―
(448KB)
中村 明弘・・・30 - アセットオーナー・プリンシプルで注目される大学基金
―米国トップ大学との比較による私立大学基金の現状と課題―
(411KB)
新井 亮一・・・42
展望
2022年以降の円買い為替介入の効果と持続性
―ドル要因調整アプローチ―
(275KB)
内田 稔・・・52
視点
中小企業に「稼ぐ力」を
(246KB)
宮川 正・・・73
査読付き論文
東証の要請(2023年3月31日)と自社株買い
―日本企業の自社株買いの変化とPBRへの影響―
(387KB)
山口 聖/砂川 伸幸/三宅 悠・・・77
証券アナリスト読書室
河野龍太郎/唐鎌大輔著
『世界経済の死角』
大野 早苗・・・89
小暮厚之/吉田靖著
『ExcelとRで学ぶビジネスデータサイエンス入門』
田村 浩道・・・91
エミリー・バーク著/東健太郎監訳/浅井義晴訳
『Biotech Primer Inc. 公式テキスト第1集
バイオ医薬品の扉を叩く
―非研究者のための生命科学の基本から創薬・製造プロセスまで―』
北川 哲雄・・・93
