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就活は『資格取得』で差をつける!

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就活スペシャリストが語る!!

三好 秀和 氏 CMA 三好 秀和 氏 CMA

これまで立命館大学で学生の就活・配活を100%成功させてきた就活スペシャリストの三好先生(CMA)がエントリーシートに何を書くべきか、それに備えて何をどう準備していくのか、資格取得の重要性など、就活・配活に悩む学生に語る!!

三好 秀和 氏  CMA
立命館大学 経済学部 客員教授/一般社団法人 高度人材養成機構 理事長/金融キャリアセンター センター長

※ 肩書など掲載情報は開催時点の情報となります。

将来のために"大学生の今"をどう活かすか考える

本日は、①就活にどう取り組むか ②内定後に自分の望むポジションをどうやってゲットするか ③そのためのエントリーシート(以下ES)の書き方、面接の受け方、強力なアピールポイントとなるマーケットの知識やファイナンスの知識を学ぶ意義について、私の大学の講義でも話していない本音ベースのお話しをします。

スキーもゲレンデにいれば、リフトで登ってまた滑り直せます。しかしゲレンデから外れると、そうはいきません。自分の一生という長い航海を自分で漕ぎ続けるために、また景気の波に左右されないためには、自分のコアを持つことが必要です。偏差値が高い大学にいれば良い会社に入って楽をできるとは、考えない方がいい。自分のキャリアをどう作っていくか、そのために大学生の時から何をするべきかについてお話しします。

1. 基調講演
就活/キャリアアップは資格取得で差をつける!

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就活への取り組み方(金融業界の特長について)

就職は景気の波に大変左右されやすい。過去リーマンショックの時は企業が違約金を支払ってでも内定を取り消したなど、不況時は就職が非常に厳しくなります。2020年より後の時代にはまた不景気になるかもしれませんが、そんな時でも選ばれるためには、自分のコアを持つことです。

最近は金融機関の人気が落ちていると言われますが、金融ほど、人間の発明で素晴らしいものはない。ノルマが大変だとか悪いイメージで語られるようですが、金融には男女格差がありません。国籍も関係ありません。なぜなら金融は知恵の勝負だからです。
身に付けるなら英語より数学です。どこに行っても通用するスキルです。例えばハードルレートという言葉は、世界中で共通です。英語で話せることも大事ですが、何を話すかの中身がより重要です。

金融業界に向いていない人としては、勉強し続けられない人です。金融業界では商品も、税制も頻繁に変わるので、常に学び続けられる人でないとついていけないからです。
金融業界では転職市場も発達しています。だからこそキャリアを積んで自分の実績を職務経歴書で説明しなければならず、それは決して会社の看板ではないのです。自分の知識で仕事ができるなら、何も怖いものはないはずです。

金融業界は概ね給与水準が高い。それは、原材料や設備投資がそれほど大規模である必要がないためで、人間の知恵が勝負だからです。しかし、給与水準が高い分40代で実質的な一次定年で出向を迎える場合がありますが、自分にスキルがあれば転職市場は発達しているので、さらに別の業界で活躍することも可能です。

内定後の心構え/求められる人材とは

難しい資格が必ずしも企業に評価されるわけではありません(【表1】参照)。企業は、社労士や公認会計士は外部に委託します。自分の会社の立場に立った業務遂行能力を持った人を望んでいます。弁護士や会計士などの専門家と対等に話ができる人が必要です。金融機関に入るなら、アナリスト資格(CMA)、あるいはFP資格やプライベートバンカー資格を取得して、ダイナミックな仕事をしてほしいと思います。

マーケットやファイナンスの知識は、金融機関だけでなく一般の企業でも必須です。なぜ必須か、その一つの例をご紹介しましょう。自社の株価は、どうして高くないといけないのでしょうか?それは、M&A(企業買収)のためです。M&Aではワンパッケージで会社を取得できます。他社に買収されないためにも、なるべく自社の株価は高くしておく必要があります。また自社が他社を買収するとなると、いくらで買えるか、現金で買えるか?株式交換かなどの手段も検討することになります。

こうした知識が、CMA資格の「証券分析」というカリキュラムに入っています。これは世界どこにいっても共通で、非上場企業でも同様です。さらに、こうした取引は法律が絡むので、ファイナンスと法律を学ぶと大変な強みとなります。

私が最近特に注目しているのは商社です。例えばインドで高速道路を建設する場合、鉄筋やコンクリートなどの原材料をインドで調達しますね。商社は現地のネットワークがあるのでこうした海外での調達も可能ですが、そのための資金はプロジェクトファイナンスで集めています。機関投資家と呼ばれるプロの投資家から資金を集める、ベースとなるのはハードルレートで、投資家が必要とするリスク・リターンを提供できるかにあります。ファイナンス知識は世界共通であり、すべてCMAのプログラムで学べます。

商社では比較的若手でも、こうした責任ある仕事を任せられます。金額が大きくリスクが大きくても、経験を重ねれば怖くないでしょう。しかし経験を積むためには、その関係部署に配置転換される必要があります。行きたいポジションに早く就く着くことです。そのため、会社にとって自分は必要な知識を有している人材だとわからせるためにも、CMAの経済か財務を、1科目でもいいから大学3年生の前半までに受験受講し、試験にパスすることをお薦めします。CMAのカリキュラムは大学の先生であっても実務経験の豊富な先生が執筆しており、実践的な内容となっています。

【表1】取得が推奨されている資格と奨励金・ポイントの例

【表1】取得が推奨されている資格と奨励金・ポイントの例 【表1】取得が推奨されている資格と奨励金・ポイントの例

※ C保険では銀行業務検定の合格も4ポイントが付与されており、管理職資格までに25ポイントが必要となっている   
出所:三好秀和(著)「銀行・証券・保険業界のビジネスモデルで学ぶ金融キャリアの教科書」経済法令研究会

大学2年生の今、意識すべきこと。そして、着実に準備すべきこと

メガバンクにはESが一体何枚届くかご存知ですか? 何十万枚と寄せられるESを企業の人事部担当者が1枚1枚丁寧に時間をかけることができない場合、候補者をキーワードでピックアップするしかなくなります。ESの段階で選ばれるためには、目指す企業の選考に印象的なキーワードをESに書けるかどうかです。大学の成績では異なる大学同士での比較が困難だからです。

CMA1次レベルを1科目でも取得してESに書いてあれば、どういう知識を持ち、どのくらい勉強して努力してきたかが一目瞭然です。色々な就活マニュアルを読んで他の学生と似たようなESを書くより何倍も評価されます。

もう一つ、夏休みなどには単なる海外旅行ではなく、ESに書ける経験をしてくることも大事です。例えば、第一志望の会社の海外支店を視察してくる、ヒアリングしてくるなど、具体的なアクションを起こすことです。

面接対策の話をします。ESが通ったら次は面接です。本当に行きたい会社では二次面接がポイントとなるので、自分がやりたいことがあるなら、人事面接や二次面接で伝えましょう。ただし一次面接では生意気な物言いはマイナスになります。なぜなら一次面接は皆さんが働く時の先輩が担当するので、将来のライバルです。先輩の言うことを良く聞くフレンドリーな後輩、一緒に働きたい仲間であることをアピールすることも必要です。

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