事業目的および沿革
金融・投資のプロとしてのCMAに課せられた使命を強く認識し、持続可能な社会の実現に貢献できるよう取り組んで参ります

公益社団法人 日本証券アナリスト協会
会長(代表理事)
鳥海 智絵
野村證券株式会社 代表取締役副社長
日本証券アナリスト協会は1962年10月に創立された公益社団法人です。「広い視野、深い専門知識・分析力、高い倫理観を備え、時代の要請に応える金融・投資のプロフェッショナルを育成する」ことを使命に掲げ、金融・資本市場の健全な発展を促進し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指して事業活動を行っています。
その中核となるCMA(日本証券アナリスト協会認定アナリスト)は、今や2万9千名を超え、金融・証券業界に止まらず、一般事業会社など幅広い業種において資産運用、調査、財務、IR、営業など多様な分野で活躍しています。さらに最近、政府は「資産運用立国」や「スタートアップ支援」を重要な政策課題にとして掲げており、CMAが果たすべき役割は今後ますます大きくなっていくことでしょう。
また、2013年度には、「プライベートバンキング(PB)教育プログラム」をスタートさせ、現在、2千名以上のプライベートバンカー(PB)資格保有者が、企業オーナーを中心とした顧客の事業・資産承継や相続の支援に活躍しています。
さらに、2024年3月には、「資産形成コンサルタント資格」を導入し、金融機関で顧客の資産形成に携わる人材等の育成にも取り組んでおり、その受験者数は順調に増えているところです。
この間、当協会では、金融・資本市場の健全な発展に向けた情報発信や意見表明も行っております。多様な市場参加者に質の高い情報を提供することは、より厚みのある資本市場の形成に資すると考えています。
引き続き、時代の要請に応える金融・投資のプロフェッショナルの育成を通じて、当協会が社会に貢献できるよう取り組んで参りますので、皆さまの力強いご支援をお願いいたします。