連携実績
大学や大学院との連携の歩み



金融・投資の基礎知識は金融業界のみならず、ビジネスの分野では欠かせない必須知識です。
当協会では「証券アナリスト基礎講座」テキストで学習する内容を軸に、2008年度に立命館大学に開設した「金融・証券分析の基礎」寄附講座を皮切りに、現在9つの大学・大学院で単位認定を伴う講座の開設や、CMA資格を目指す学生を対象とした大学の教育振興助成制度への支援を行っています。
一方、2012年に創設されたプライベートバンカー資格(以下PB資格)に関しては、主としてビジネスコースを有する大学院と連携し、PB資格試験に対応する科目の単位を取得した者に資格試験の一部を免除する制度を創設し、現在9大学院・ビジネススクールと提携しています。
大学(院)との具体的な連携・支援実績(2021年9月30日現在)
1. 賛助会員大学(9大学)



現在、当協会の目的及び事業に賛同して頂いている9の大学(下記参照)には法人賛助会員として入会して頂いています。
武蔵大学、同志社大学、学習院大学、中央大学、立命館大学、大阪市立大学、大阪電気通信大学、青山学院大学、滋賀大学(入会順)
法人賛助会員になっている学校の教職員、学生の方には、CMA第1次レベル受講料の割引、プライベートバンカー(PB)資格試験の割引、IRミーティングや工場・研究所見学会への無料参加、会員割引価格でのあっせん図書の購入等のメリットがあります。
2. 寄付講座・教育振興助成制度への支援等による連携実績
当協会では、教育事業の一環として大学との連携強化に努めています。寄附講座は、大学からの依頼を受けて、会員から公募したCMAをボランティアで講師派遣を行っています(講師謝礼、交通費を当協会で負担)。また、CMA資格を目指す学生を対象にした大学の教育振興助成制度への支援も行っています。
- 立命館大学
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担当教官 大学院経営管理研究科
三好 秀和 教授(CMA)「経済学特殊講義Ⅱ(金融・証券分析基礎)」(夏季集中)
また、立命館大学の経営大学院では、夏期休暇の研究成果を発表する場として、毎年度「企業分析コンテスト」を開催しており、当協会職員も外部審査員として参加しています。
- 青山学院大学大学院
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担当教官 大学院国際マネジメント研究科
森田 充 教授企業分析とファンド・マネジメント・シミュレーションⅠ・Ⅱ(前期・後期)及び共催セミナー(単位認定科目)
- 関西学院大学
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担当教官 商学部
寺地 孝之 教授(商学部長)秋学期 ファイナンス特論講座「証券アナリスト入門」(単位認定科目)
講義と並行する「エクステンション・プログラム」として、「証券アナリスト基礎講座」の受講を学生に推奨しています。
- 同志社大学
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担当教官 商学部
五百旗頭 真吾 准教授春学期「証券アナリスト入門」(単位認定科目)
- 滋賀大学
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担当教官 経済学部
菊池 健太郎 准教授秋学期 ファイナンス市場特殊講義(証券アナリストのための財務分析)及び日本金融経済論の2講座(単位認定科目)
- 東京都立大学大学院
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担当教官 経営学研究科
北川 哲雄 特任教授
浅野 敬志 教授
松田 千恵子 教授夏季集中「経営学特別講義(サステナブル経営と資本市場Ⅰ)」(単位認定科目)
- 香川大学経済学部
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担当教官 経済学部
藤原 敦司 教授後期「企業経営の視点から学ぶ金融証券市場と会社法入門」(単位認定科目)
- 東洋大学経営学部
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担当教官 経営学部
会計ファイナンス学科
里吉 清隆 教授春学期:「ファイナンス特講G」
(金融スペシャリスト養成講座(1):インベストメント論)
秋学期:「ファイナンス特講H」
(金融スペシャリスト養成講座(2):経済と会計)
(単位認定講座)
- 明治大学
(教育振興助成制度への支援) -
担当教官 商学部
萩原 統宏 教授CMA資格試験合格者に助成金を支給
3. プライベートバンカー資格試験で提携
4. その他
- 武蔵大学
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武蔵大学では、経済学部金融学科に「証券アナリスト」コースを設置しています。授業科目には検定試験の対策講座が含まれ、CMA第1次試験の3科目については少人数で学びます。2014年度には、在学中にCMA第2次試験に合格した者も出ております。
また、毎年度6~8月にかけて開催されるオープンキャンパスには、「証券アナリストブース」を設け、相談員として、協会から派遣された現役CMAが説明にあたっています。
- 学生団体Share-Project
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早稲田大・慶応大・東大・一橋大等の大学・大学院生から構成される「金融をテーマにした勉強会団体」です。当協会は講師派遣や会場の無償提供を通じ、その活動を支援しています。