合格者の声

西谷 崇 さん

2026年 シニアPB春試験合格
明治安田生命保険相互会社

受験の動機

生命保険会社で法人保険実務に携わり、銀行への出向ではウェルスマネジメント業務、リース会社への出向では相続・事業承継支援を経験しました。中小企業オーナーを中心に100件を超える相談を受ける中で、商品や制度だけでは課題を十分に捉えきれないと感じました。事業・家族・財産・将来キャッシュフローを総合的に捉える力を高めたいと考え、シニアPBに挑戦しました。

受験の準備

準備では、知識量を増やすことよりも、「一つの会社と家族を全体として捉える」ことを意識しました。税務・法務・資産運用・生命保険を個別に考えるのではなく、法人と個人のバランスシート、将来キャッシュフロー、ご家族の思いをつなげて考える練習を重ねました。実務案件も振り返りながら、「本当の課題は何か」「何を優先して伝えるべきか」を考え、知識を提案に落とし込む訓練をしました。

お勧め勉強法

テキストに加え、協会の公開事例や実務で経験した法人オーナー案件をもとに、提案書を一本作ることをお勧めします。①現状を数字で整理する、②ご家族の希望を言葉にする、③複数の選択肢を比較する、④将来の資金繰りを確認する、という流れです。私は完成した提案書を妻と長女にも読んでもらい、専門家だけでなくご家族にも伝わる内容になっているかを確認しました。

合格の秘訣

知識の量だけで勝負しないことだと思います。税務・法務・資産運用・保険の知識は、お客さまとご家族が目指す姿を実現するための手段です。一つの方法に決め打ちせず、複数の選択肢と判断基準を示し、実行後の資金の動きやご家族への影響まで考えることを心掛けました。提案書では、情報を足すだけでなく、何を削り、どの順番で伝えるかを意識しました。

今後の抱負

シニアPB合格は、到達点ではなく、新たな出発点だと考えています。生命保険には、死亡保障、退職金、納税資金の準備など、法人オーナーの事業・資産承継を支える機能があります。一方で、お客さまの課題は保険だけでは完結しません。銀行・証券会社・税理士・弁護士などとも連携し、事業と個人資産を総合的に捉え、実行まで伴走できる支援を実践していきます。今回得た知見を社内や代理店にも還元し、質の高いPBサービスの提供に努めていきます。

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