合格者の声

庄司 淳 さん

2024年 シニアPB秋試験合格
大同生命保険 株式会社 勤務

受験の動機

私は現在、生命保険会社で中小企業の事業承継・相続支援を行うFPコンサルタントとして活動しています。
日々の活動の中で幅広い知識が求められることから、FPや中小企業診断士の資格取得を通じて知識習得に努めてきましたが、お客さまからの信頼を得るには、知識だけでなく、それをわかりやすく伝えるスキルの重要性を実感していました。
そのような中で、シニアPB資格を知りました。当該資格はコンサルタントとして必要な知識をわかりやすくアウトプットする能力が問われるため、今の自分にとって最適な資格であると感じ、受験することを決意しました。

受験の準備

プライマリーPB受験後は、『顧客のための総合提案書の作り方~事業・資産承継と運用に関する投資政策書入門~』を購入し、対策立案のポイントを整理しました。
また、協会のHP掲載の「総合提案書(投資政策書)サンプル」をもとに提案構成を把握するようにしました。

お勧め勉強法

投資政策書作成はわかりやすくアウトプットする能力が求められることから、市販の書籍等で事業承継や相続の事例に多く触れ、自分だったらどのような提案をするかを考え、見せ方(資料内での表現方法)を含めて検討するようにしました。
また、お客さまの立場で課題の本質を捉えられるよう、スリーサークル(経営、所有、家族)の視点で状況整理~全体最適となる対策検討ができるよう学習を進めていきました。

合格の秘訣

数字の面(税金や資産運用等)での合理性だけでなく、相談者や周囲の人々の感情面も考慮して対策を検討することの重要性を感じました。特にファミリー・ミッションの整理は提案の根幹をなすものであり、相談者起点で考えることが不可欠であると考えます。
また、相談者の抱える悩み事や要望を漏れなく拾い上げ、それらの課題に対応する対策を検討すること、そして提案内容については、複数案の十分な比較検討を通じて妥当性を訴求することが重要であると感じました。

今後の抱負

経営者の方々が抱える課題は、会社を取り巻く環境や経営理念によってそれぞれ異なっており、個別事情に合ったコンサルティングを行う必要があります。
そのため、自分ができることを起点とするのではなく、お客さまの抱える課題把握に努め、解決に向けた最適な支援ができるよう日々取り組んでいきたいと考えています。

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