合格者の声
鈴木 優磨 さん
2022年 シニアPB資格試験合格
株式会社 山口フィナンシャルグループ
受験の動機
企業オーナーや資産家層のお客さまへご提案を行っていく中で、FP知識だけではお悩みや課題を解決しきれないことが多々あり、ウェルスマネジメントについての知識をより深く学ぶ必要性を感じていました。その中で、富裕層の方々へのコンサルティング・アドバイスの方法を体系的に学べるPB資格を知り、受験を決めました。
受験の準備
インプットについては、「プライベートバンキング上下」「顧客のための総合提案書の作り方」を熟読しました。また、税制や事業承継スキームについての書籍を購入し、知識のブラッシュアップを行いました。投資政策書の作成の仕方については、第18回PBスクールセッション2「投資政策書におけるエグゼクティブサマリー」の動画を購入・視聴し、投資政策書作成時におけるポイントや注意点について確認をしました。
お勧め勉強法
「顧客のための総合提案書の作り方」や過去の合格答案を読む際に、自身が投資政策書を作成するのであれば、どのような構成とし、提案を行うかを考えると良いと思います。自身の持つ解答と模範の答案との提案内容の違いや、その提案に至るまでの過程について分析を行うことで、キャッチしている情報から提案に至るまでの発想や、知識が不足している分野についての気付きを得ることが非常に多く参考となりました。
合格の秘訣
試験問題をしっかりと読み込み、現状分析や相続税の試算、自社株評価等を丁寧に行うことが重要だと思います。そこから得た情報から、考え得る課題解決策について検討・比較し、解決策を導くことで実効性や顧客の納得感の高い提案になると思います。また、提案書を作成する際には、お客さまがより見やすいものにするために、文字の大きさやフォントの統一、デザインにも気を配りました。
今後の抱負
シニアPBの試験を終え、お客さまに対してコンサルティングやアドバイスをするための知識や考え方がより一層深まったと感じています。今後も継続教育プログラムを利用させていただき、プライベートバンカーとして更にお客さまの満足度を高めることができるよう、知識と技能を高めていく所存です。そして、お客さまの立場にたち、ファミリーの資産保全・承継を支援し、お客さまのニーズに包括的にお応えできるプロフェッショナルであり続けられるよう、日々精進してまいります。