合格者の声
本間 和明 さん
2020年 シニアPB資格試験合格
株式会社横浜銀行(合格時)
受験の動機
私は個人資産家と企業オーナー様の事業承継提案を担当させていただいています。知識の習得状況を確認できる試験は多数ありますが、「投資政策書」のような提案書を見識のある方々に採点していただける機会、試験はなかなか無いため、自身の提案書の改善点をご指摘いただく機会として受験いたしました。コロナ禍で自粛する生活が続いている中で、この状況を資格取得の機会と捉え挑戦することとしました。
受験の準備
プライマリーPB試験については、先ず市販の問題集を3回繰り返し解き、自分の弱点を確認しました。私の場合、「信託・エステートプランニング」が弱点と思われたので、テキストの「プライベート・バンキング」を丁寧に読んで試験に挑みました。シニアPB試験は、新しく出版された「顧客のための総合提案書の作り方」を一通り読んでから問題に取り組みました。この本は実践に役に立つコンサルの基本が多く記載されており、合格後もしばしば目を通しています。
お勧め勉強法
プライマリーPB試験については、FP1,2級、CFP, AFP試験、証券アナリスト1次試験と重なる部分も多く、これらの試験合格を目指されている方は並行して挑戦すると効果が高いのではないでしょうか。シニアPB試験については提案書等を普段の業務で作成していればいいのですが、自分自身で作る機会が無い方は本部、税理士法人、コンサル会社等と同行訪問しながら、その提案書の内容、提案方法を習得していくのが良いと考えます。そのような機会も無い方は協会主催のセミナー参加をお勧めいたします。
合格の秘訣
前述の「顧客のための総合提案書の作り方」が投資政策書作成の手助けとなりました。作成にあたっては、実際に自分を信頼いただいているお客さまにお渡しするつもりで作成をしましたが、私の場合、思いを伝えたい部分に力が入りすぎて、全体のバランスが悪くなってしまったのではないかと感じています。「投資政策書」については、先ずは枠組みバランスを考え、6~7割ほどの完成度で全体を作り上げてから、詳細を詰めていくのが良いように思われました。
今後の抱負
資産家の承継対策は正解が無く、法人オーナーであれば、家族の問題以外に従業員や取引先の将来にも関わってくることから、その判断はより一層難しいものになると考えます。一生に一度のような難しい判断を下す折に、自分自身がお客さまに寄り添ったご提案ができるよう、今回の試験で学んだことを活かし、協会主催のセミナーなども活用し、自己啓発に努めて日々の業務に取り組んでいきたいと思います。