図書紹介
スタートアップファイナンス・M&Aハンドブック

飯島 隆博 著(中央経済社)
スタートアップ経営者には、事業の立ち上げや運営面などの課題が多くあり、中でも事業資金の調達に苦労している場合があると思います。本書は、シード期からレイター期までの資金調達、資本政策、ファンド組成からIPOやM&Aによるエグジットに至るまでの全体像が示されており、契約、法務、税務、ビジネス上の諸論点も詳説されています。スタートアップ経営者を顧客に持つプライベートバンカーも多いと思いますが、顧客の相談に対応する際に、手元に置いておきたい一冊です。
目次
第1部 スタートアップファイナンス:総論
第2部 創業期・シード期の資本政策・資金調達
第3部 株式による本格的な資金調達
第4部 役職員向けのインセンティブ設計
―ストックオプション・持株会等
第5部 デット(負債)を用いた資金調達
第6部 プレIPOファイナンス・IPO
第7部 スタートアップのM&A・組織再編