図書紹介

M&A成長戦略

M&A成長戦略

丹尾渉 著(ダイヤモンド社)

 M&Aは、企業価値の向上を保証するものではない。また、現実には、M&A自体が目的化している事例も見受けられる。
 プライベートバンカーがM&A案件に関与する際に、「M&Aで何を実現するのか」を明確にすることが肝要であるが、現実には、譲渡案件が少ない中、つい譲渡側に立って「高値で売却すること」に意識が偏る傾向も見受けられる。
 譲受企業においては、戦略に基づく成長志向のM&Aを遂行し、企業価値を高めることが不可欠である。また、譲渡企業にとっては、経営の継続とさらなる成長を図るための対策が求められる。これによって、M&Aによるシナジー効果が生じ、企業価値が向上する、と考えられる。
 M&Aは会社の成長戦略の手段であるという原点に、あらためて気づかされる書籍である。

 著者の丹尾渉氏は、株式会社タナベコンサルティング執行役員。

目次

第1章 M&Aを実行する企業の光と影
第2章 経営コンサルタントが見た「M&Aが成功する会社」
第3章 M&Aによる企業価値向上の実現
第4章 「戦略×成長M&A」の進め方と戦略フェーズ
第5章 「戦略×成長M&A」の実行フェーズ
第6章 譲渡側の視点で見た「成功」するM&A

詳細は以下をご参照ください。
株式会社タナベコンサルティンググループHP
https://www.tanabeconsulting.co.jp/book/

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