合格者の声

藤本 琢巳 さん

日興アセットマネジメント株式会社 福岡支店資産運用推進部

受験の動機

CMA試験合格から8年が経過し、証券・ポートフォリオ分析の知識の再定着とブラッシュアップの必要性を感じていました。そのためにはアウトプットを兼ねて学習をすることが大切と考え、CIIA試験にチャレンジすることを決めました。また協会ウェブサイトに掲載されているCIIA資格の紹介動画(協会注)を視聴し、当該資格が国際的にも一定の評価を得ている点を説明されていたことも、受験を決めた理由の一つです。
(協会注)https://www.saa.or.jp/cma_program/ciia/seido/index.html

受験の準備方法、受験の準備を通じ役立っている点

まずは協会から送付されたCIIA試験の「試験問題・解答例」を一度流し読みし、単純な暗記だけでは正解が導き出せず、理解と応用が試される試験であると認識し、そこから学習方法を考えました。学習時間は特に設定しませんでしたが、試験の半年前から本格的に取りかかり、CMA試験の復習と、「試験問題・解答例」で過去問題を毎日解くことを心掛けました。

具体的には「試験問題・解答例」、「Formulae(公式集)」をメインに、過去に使用したCMAのテキストや過去問、オンライン上の動画も活用しました。論点を整理しノートに書き写しながら、考え方と知識の定着を図りました。その際に現実のマーケットとどのように繋がっているのか、また理論と実務を相互に照らし合わせることを意識して学習を進めました。「試験問題・解答例」は過去3年分を計3回解きました。CIIA試験の問題は、国際的な視点で作られていることも新鮮で良かったと思います。

協会から送付される「試験問題・解答例」の解答例は全般的にわかりやすく記載されています。統計分析に関わる問題については、より詳しい解説があると有難いと思いました。

CMA試験に合格し、間を置かずにCIIA試験にチャレンジした方が試験準備の負担は少ないと思います。私の場合はCMA試験の合格から8年も経過してからの受験となりましたが、その間の業務で得た経験や知識と、CIIA試験対応の学習が相互にリンクし、理解の深堀りと応用につながったと思います。

今後の抱負

私は現在、資産運用会社にて投資信託窓販の推進・企画を担当しており、日々金融機関の担当者と接しています。様々な媒体から容易に情報が得られる中で、偏ることがなく、公平性・客観性のある情報提供、理論に基づいた会話・提案を行うことが販売会社との長期的な信頼関係の構築につながると考えています。

CIIA試験の受験を通じて知識のブラッシュアップと深掘りだけでなく、実務への応用を意識することができるようになりました。また試験に合格したことにより、自信を持って業務を進めることにもつながりました。

今後は自己研鑽に励み、資産運用ビジネスの拡大に貢献するとともに、日本において健全な投資の文化を根付かせることができるよう、日々成長して行きたいと思います。

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