働く女性のスキルアップにおすすめな資格とは?

働く女性のキャリアアップにドンピシャな資格とは!?働く女性のキャリアアップにドンピシャな資格とは!?

AI時代を迎えるにあたり、ヒトの仕事をロボットが奪うという報道を目にすることも多くなった。豊かな人生を送るために、男性も女性も自分のバリューアップやスキルアップは自分で責任を持って行うべき時代になったと言えるだろう。とはいえ「どんなことをすればワタシのバリューがあがるの…?」と迷っている人も多いのではないだろうか。

自身のバリューを高めるためには

平成30年1月30日に総務省統計局が発表した「労働力調査(基本集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の要約」によると、2017年平均の就業者は男性3,672 万人、女性2,859 万人、合計6,530万人だった。女性の社会進出が進んでいるとはいえ、数のうえでは、まだ男性就業者が800万人以上多いことになる。

自身のスキルアップの必要性は大前提としたうえで、労働市場(転職市場)を勝ち抜くうえでも需要と供給の視点が重要だ。待遇は労働力の需給によって変化しやすい。職業や職種にもよるが、需要超過の職業は厚遇を受けやすいと言える。上記のように女性就業者は男性より少ないので、女性就業者が少なく、かつ今後、女性の活躍が期待されるセグメントやセクターに身をおくことが、自身のバリューアップに繋がるだろう。

女性取得者が少なく狙い目の資格とは

広く価値が認められており、かつ女性の取得者がまだまだ少ないのが日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)資格だ。会社の実力を見極め、その実力を正確に表しているのかどうか分析する資格で、50年余にわたり、金融のプロを育成してきた公益社団法人日本証券アナリスト協会が認定している。銀行、証券、投資運用、保険といった金融業界の人はもちろん、事業会社のIR部門、経営企画、M&A関連部署、財務経理、投資部門などCMA保有者が活躍できる範囲は非常に幅広い。

また、女性にとって、このCMAが大きな可能性を秘める理由が、前述の需給関係だ。実は、このプロフェッショナルの証とも言えるCMAは、男性取得者の割合が圧倒的に高い。過去の合格者を確認してみると、2017年は合格者1,147名のうち女性は約11%の126名だ。1981年から遡ると、総合格者38,566名のうち女性は約7.5%の2,899名と、割合はさらに低くなる。このデータからも、女性取得者は労働市場において明らかな供給不足と言えるだろう。

もちろん、CMAが求められる求人ポスト(需要側)が男女半々に設定されているわけではないが、女性取得者が少ないということは、社内での配置転換や、転職の際に強いアピールとなる。官民をあげて女性の活躍を後押しする機運が高まっている現在、一夜漬けの勉強で取れる資格でない分、保有しているだけで「数字が読めて、経営レベルで話が分かる女性」と思ってもらえることだろう。

マネジメント層への足がかりにも!

管理職、役員などマネジメント層へのステップアップへの道も拓けるかもしれない。特に昨今は、男性色が強かった日本の上場企業の取締役や社外取締役に、女性を起用しようとする動きがようやく起こり始めている。女性CMA保有者は、その追い風を十分に受けることができるだろう。

今は女性も働き続けるのが当たり前の時代となった。貴重な時間と体力とお金を消費して資格を取りにいくなら、当然、費用対効果の高い資格を取りたい。自分のバリューがあがる賢い選択をしてキャリアアップしていこうではないか。

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「CMA」「日本証券アナリスト協会認定アナリスト」「Certified Member Analyst of the Securities Analysts Association of Japan」は、公益社団法人日本証券アナリスト協会の登録商標です。

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