合格者の声

苅谷 達朗 さん

2021年 シニアPB資格試験合格
株式会社WealthLead(合格時)

受験の動機

勤務している会社(投資助言会社)の代表(シニアPB資格保有者)から「シニアPBの試験を受けた方が良いよ」と言われたのがきっかけです。
仕事柄、中小企業のオーナーに接する機会が多いのですが、その皆さまからの相談が、資産運用のみならず、ビジネス拡大・M&A、事業承継・資産承継等、非常に多岐に渡っています。代表の一言で「今、この分野で求められているのはPBなのだ」ということに気付き、一気に受験モードになりました。

受験の準備

最低限、非上場株の評価と相続税の計算については、しっかりと理解し、自身で計算できるようにしておく必要があります(計算事例はFP1級の問題集に多く出ていますので、そちらを参考にする手はあると思います)。
その上で、企業オーナー向けの知識(M&A、事業承継、不動産・信託の活用)も深める必要がありますので、以下の書籍を精読しました。
「持株会社・グループ組織再編・M&Aを活用した事業承継スキーム」「不動産相続の教科書」
「信託を活用した新しい相続・贈与のすすめ」

お勧め勉強法

お勧めは、日本証券アナリスト協会が編者となっている「顧客のための総合提案書の作り方」でケーススタディを実践することです。3パターンの事例と解答例が記載されていますので大変役に立ちます。
その上で、同協会主催PBスクール(投資政策書の作り方に関する講義)を視聴すれば、合格水準に達する知識は習得できると思います。

合格の秘訣

まずは、試験の設例をしっかりと読み込むことです。設例には、相談者の会社の状況や、悩み・課題、家族の状況等々、素晴らしく綺麗に纏められています。一言一句にヒントが隠されていますので、読めば読むほど課題が浮き彫りになり、提案ストーリーが描けるようになると思います。
また、投資政策書については、ファミリー全体の最適化を意識し、読み手に共感頂ける内容にする必要があります。見栄えも大切になりますので、パワーポイント等のテクニックも肝要です。

今後の抱負

今後は、この試験合格の過程で得た知識を活かすことができるよう、お客さまとの信頼関係を築き、その上で、お客さまにご満足頂けるようなソリューション提供ができるよう日々精進したいと思っています。

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