プライベートバンカー資格
公共社団法人 日本証券アナリスト協会-The Securities Analysts Association of Japan
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何を学ぶか

プライベートバンキング基礎知識体系 PDF (258KB)

リレーションシップ・マネジメント(RM)

~顧客との信頼関係を構築するために必須のノウハウを学ぶ~

顧客を獲得する上で、また顧客の抱える真の問題を把握し懸案を解決していく上で、顧客との信頼関係を構築するためのRM(リレーションシップ・マネジメント)は、プライベートバンカーに必須のノウハウです。本章ではRMの在り方について、基本的なアプローチ手法と留意すべき事項について学びます。

これらの点について、基本的概念を理解することに加え、シニアPBでは具体的事例に沿った解決力も求められます。豊富な経験と学識に裏打ちされた解説は、PBビジネスの現場でも生きた教材として読者の力になることでしょう。

プライマリーPB、シニアPBの資格試験取得においては、RMの重要性に鑑み、一定以上の点数を取らないとたとえ総合点が合格水準に達していても不合格(いわゆる足切り)となります。

学習項目

  1. 顧客を知る
  2. 自己(プライベートバンカー自身および所属する組織)を知る
  3. 顧客との効果的な関係を築く

ウェルスマネジメント(WM)

~証券アナリストを長年育ててきたアナリスト協会のノウハウ満載!企業・市場分析、資産運用・管理、相続・事業承継~

WMとは顧客及びそのファミリーが求めるミッション、目標を実現するための戦略立案と実行のプロセスです。ファミリーミッション・ステートメント(FMS)、顧客タイプ別の属性とニーズ、個人のバランスシート・キャッシュフロー表・ALM、リスク管理、保険などの基本事項を押さえた上で、顧客の多様なニーズに対して総合的な観点からの提案である投資政策書の作成ポイントを学習します。さらに、FMS設計に必要なプロセス、資産・事業承継に利用するスキームや税務対策を学び、ケーススタディーで理解を深めます。

学習項目

  1. 基本概念
  2. 投資政策書(Investment Policy Statement)
  3. 商品概要およびアセットアロケーション(試験免除対象者あり)
  4. ファミリーミッション・ステートメント(FMS)
  5. 運用目標(一世代か多世代資産保全か)
  6. 事業承継
  7. 相続・贈与等による財産移転

試験免除対象者

上記項目の3は、プライマリーPB試験において、証券アナリスト基礎講座修了者、証券アナリスト第1次レベル試験合格者、CMAの方は試験免除項目になります。シニアPBの試験において、証券アナリスト第1次レベル試験合格者、CMAの方は試験免除項目になります。

不動産

~日本人の財産の要!海外不動産活用も含めたメリットと留意事項を学ぶ~

本章では金融資産と並んで重要な実物資産である、不動産の基本的な性格、不動産取引の留意点、関連税制および法令、特性(リスクとリターン)、収支の分析、評価などの要点を学び、不動産投資のメリットと留意点を理解します。

不動産は金融商品との類似性がある一方で、物件によるリスク・リターンの個別性、流動性、税制等に起因して、金融商品とは根本的に異なるものであり、分散投資や相続に関連しぜひ押さえておきたい分野です。海外不動産や不動産の証券化についても取り上げてあります。資産価値の維持や実現に欠かせない専門家の適切なアドバイスを引き出す上でも、本章に書かれた基本的事項は理解しておく必要があります。

学習項目

  1. 不動産の3つの側面
  2. 不動産取引の留意点と不動産投資
  3. 不動産の関連税制
  4. 不動産の法令制限
  5. 不動産の相続・贈与
  6. 海外不動産
  7. 不動産を取り巻く経済環境

税金

~資産運用、相続、事業承継と密接不可分な税金を学ぶ~

本章ではウェルスマネジメントの鍵を握る税金について、富裕層ビジネスの現場で役立つ勘所を学びます。相続税等、資産に対する課税強化の流れを押さえたあと、相続対策から事業承継、金融商品に関する税務まで、多彩な具体的事例をちりばめて解説しています。プライマリーPBを目指す方は事例のポイントを理解することが、また、シニアPBを目指す方は類似の事例について考察できる力が求められます。

下記学習項目「1.日本の税法体系」から「4.消費税」まで、また、税金の基本的知識については、推奨図書川田剛著「租税法入門」(大蔵税務協会)で身に付けてください。

学習項目

  1. 日本の税法体系 (試験免除対象者あり)
  2. 個人の税法体系 (試験免除対象者あり)
  3. 法人の税法体系 (試験免除対象者あり)
  4. 消費税 (試験免除対象者あり)
  5. 個人および法人の国際税務
  6. 相続・贈与に関する日米の事例と応用問題(シニアPB対象)
  7. タックスプランニング
  8. 事業承継における自社株対策
  9. 金融商品取引にかかるタックスプランニング

試験免除対象者

プライマリーPB試験において、税理士、公認会計士、1級FP技能士、CFP認定者は、上記学習項目の1~4が試験免除項目になります。

信託・エステートプランニング

~富裕層の資産を安定的に運用、次世代への円滑な承継を支援~

富裕層の多額・多様な資産を安定的に運用し、次世代に円滑に承継していく支援サービスはエステートプランニングと呼ばれ、プライベートバンカーの重要な業務です。第3節ではその意義と目的を理解します。エステートプランニングの意義と実践を事例に即して理解します。

資産規模が大きい富裕層は一般人よりも資産管理・運用に関するトラブルに巻き込まれる可能性や、資産管理に当たって法的リスクにさらされることが多いことから、富裕層の直面する法務問題とその対処方法を学びます。

学習項目

  1. 信託の活用
  2. 成年後見制度について
  3. エステートプランニング
  4. 富裕層へのリーガルサービス

マス富裕層

~従来のPBでは十分にサポートされなかった顧客層へのサービスを強化~

富裕層に準ずるマス富裕層顧客(金融資産5,000万円~1億円)は、所得の二極化につれて今後拡大が予想される有望セグメントであるにもかかわらず、ストックで見た1人当たりの金融資産規模が富裕層顧客に比べ小さいことから、従来のプライベートバンキングサービスでは十分サポートされてきませんでした。

顧客は類型化し得る課題を持っているため、効果的なデータベース・マーケティングでパッケージソリューションが可能な高い収益性が期待できる顧客セグメントでもあります。顧客は全国に散在しており、取組み方によってはすべての金融機関にとって収益性も成長性も期待できる有望市場といえます。

対象資格別に書き分けてありますので、各テーマをしっかり読み込んで理解してください。

学習項目

  1. マス富裕層の定義
  2. マス富裕層の職業特性
  3. マス富裕層の資産およびキャッシュフローの特性
  4. マス富裕層のニーズへのソリューション提供
  5. マス富裕層へのマーケティングアプローチ

職業倫理

~強い自己抑制・顧客への最善を自発的に尽くす~

プライベートバンカーは強い自己抑制とともに、単なる契約上の義務を超えて顧客のために自発的に最善を尽すことが求められます。本章では、プライベートバンカーという業務を営む上で求められる職業倫理を、具体的な行動ルールないし考え方のかたちで、職業行為基準として整理し解説しています。

良きプライベートバンカーである上で、本章の的確な理解と実践があらゆる資格で求められます。職業倫理は、試験においても資格取得後の継続教育においても最も重視している科目であり、資格試験取得においては一定以上の点数を取らないとたとえ総合点が合格水準に達していても不合格(いわゆる足切り)となります。

学習項目

  1. 職業倫理についての考え方
  2. 法令、自主規制とPB業務
  3. プライベートバンキング(PB)職業行為基準
  4. PB資格保有者に対する懲戒
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