合格者の声

黒田 洋一 さん

2020年 シニアPB資格試験合格
株式会社百十四銀行(合格時)

受験の動機

法人向けのソリューションスキルを高めたいと考えていたところ、知人からの紹介で本資格を知りました。中小企業を中心に事業承継ニーズが高まる中、お客さまに寄り添う事の重要性を学べる正にピッタリの資格であると考え受験することにしました。人生100年時代と言われ、銀行退職後のセカンドライフに於いて活用できる事も、受験の動機付けとなりました。

受験の準備

受験者に限定開示される過去問やPBセミナーでの事前課題等で投資政策書を複数部作成しました。問題開示から提出期限までが相当にタイトで、幾つかのパターンを事前に準備しておくと良いと思います。また、下にあります「見やすさ」にも通じる事ですが、パワーポイントやエクセル等のスキルも重要であり、慣れておく必要があります。

お勧め勉強法

プライマリーPBを6カ月で合格し、シニアPBに臨む計画としていました。プライマリー合格後は、シニアPB対策として、組織再編スキーム、海外税制、相続税対策等を、HPにある講演会要旨や市販の専門書を読み勉強しました。また協会主催のPBセミナーに参加し、最新の情報を得られた事や、セミナー参加者の方々とのグループ討議も非常に為になったと思います。シニアPBは1回で合格でき、結果的には8カ月程度で全科目を習得できました。短期間で一気に受験⇒合格することが効率的であると思います。

合格の秘訣

内容がロジカルである事は必須として、私が重視したのは「見やすさ」と「感動」です。実務にも通じる事ですが、多忙な富裕層にはゆっくりと説明する時間がなく、サマリー(提案要旨)が命であると思います。そこには色使いも含めて、如何に見易いかに力点を置きました。そして、登場人物の気持ち・悩みを汲み取り、ファミリーの課題を解決するストーリーを作り感動を加える事で、読む人の心に響く投資政策書ができると思います。単に最善手を提案するだけでは、物足りないと感じるのかもしれません。

今後の抱負

事業承継・相続ニーズは、今後、ますます顕在化してくると思います。そのような中で金融の枠を超えてオーナー経営者に永続的にアドバイスしていく必要があります。その為には傾聴力を高めることが重要で、銀行員に求められるスキルの一つであると思います。受験を通じて得た知識を活かし、良きアドバイザーとなり、顧客との「win-win」の関係を構築したいと思います。

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