合格者の声

高柳 範久 さん

2016年 シニアPB資格試験合格
株式会社三井住友銀行(合格時)

受験の動機

富裕層承継コンサルティングに長く携わっており、知識のブラッシュアップをしたいと考え体系的に学べる資格を探していました。その折、当資格ホルダーが同じ部署におり、富裕層コンサルティング、富裕層への資産対策に必要な知識全般を体系的に学べる資格と聞き、資格取得を目指しました。資格の名前も格好良かったです。富裕層コンサルティングに携わるにあたり、プライベートバンカーの肩書は対顧客折衝でも有利になると思いました。

受験の準備

元々FP1級資格を保有していたことや、私の業務が税制・承継知識を使うため、知識を問われるコンピュータ試験は知識の復習的な感じで取り組めたと思います。苦労したのは、投資政策書作成です。ゴールデンウィークを丸々使い投資政策書作成にあたりました。ただ、こちらも今の部署の経験が存分に発揮できました。気を付けていたのは、課題となっているファミリーに対して、ひとつの提案に絞らず、全体的な提案になるようにしたことです。

お勧め勉強法

コンピュータ試験はテキストの熟読が第一だと思います。テキストで不明なところは別の専門書やネットなどで調べるのがいいと思います。FP1級と似ている内容がありましたので、FP1級の勉強をしている方はあまり苦がないかもしれません。投資政策書作成は、私は業務で携わっているので慣れていますが、普段作成していないのであれば、作成しては見返し、修正していくことを繰り返すと良いと思います。

合格の秘訣

FP1級を勉強したことがある方や、富裕層へのコンサルティングに携わっている方には知識のブラッシュアップ、体系的に学べることからお勧めですし、合格しやすいと思います。FP1級では出てこない内容もありますので、普段から富裕層のお客さまが関心を持ちそうな税制や承継対策、運用などの情報収集をしていれば、そのあたりの内容が出てきてもスムーズに頭に入ってくると思います。

今後の抱負

この資格では、ファミリーミッションから始まり、個人資産の運用、資産承継や事業承継といった幅広い範囲をカバーしています。今、私の業務は承継コンサルティングですが、承継の話に偏ることなく、お客さまの現状や想いをよく聞き、資産の最適な活用や、ポートフォリオを提案し、ファミリーの明るい未来が創れるようなアドバイスができるコンサルタントを目指しています。

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