合格者の声

濁川　雄一郎　さん

2020年　プライマリーPB資格試験合格
生命保険会社 勤務（合格時）

受験の動機

私は生命保険会社のコールセンター部門に勤務しております。スマートフォンのアプリから、住宅ローン、投資信託や保険商品を契約できるような現状の下、金融商品のワンストップ化の流れに対応できるスキルを身につけるため、ＦＰ・ＰＢ・証券アナリスト資格の取得を目指しております。１級ＦＰ技能士を取得いたしましたので、次の目標であるプライマリーＰＢの取得を目指しました。

受験の準備

協会の学習の進め方に沿って「プライベートバンキングテキスト（上下巻）」、「試験対策問題集（上下巻）」、「資産運用・管理の基礎知識」を購入し、副教材として「サンプル問題」、「国税庁のＴＡＸアンサー」、「証券会社の用語集(どの証券会社でもよいのですが)」をＷｅｂで確認するというものです。仕事に支障がないよう各科目の学習期間を１カ月とし、苦手と思われた３単位→１単位→２単位の順に進めていきました。試験日や時間の変更もできますので、学習時間と理解度を勘案して柔軟に受験するのが良いと思います。

お勧め勉強法

「試験対策問題集」を理解していれば合格できると過信をし、臨んだ初回の結果は不合格でした。実際の試験では、テキストや問題集をベースにした実践的な問題の出題もあり、視野を広げた学習が必要であると痛切に感じました。そこで、①すきま時間を使った「テキスト」の精読。②「試験対策問題集」の繰り返し学習。③わからない語句は憶えるのではなく、文献などで調べ理解を深める。④経済誌、金融機関のパンフレットなどに目を通し時流を確認する。ことに徹しました。

合格の秘訣

合格には直接関係ないのですが、協会開催の「継続教育ＰＢ補完セミナー」に数回、参加いたしました。内容の理解には遠く及びませんでしたが、実務に即した内容と聴講者の熱気などにより「絶対に合格する」というモチベーションにつながりました。

今後の抱負

大切なお客様の「ファミリーミッション」、「事業戦略」、「投資戦略」(ＷＭ)を実現するための「カウンセラー」であり、「コンサルタント」としての役割で、時には「コーチ」としてお客様を支えられることが、ＰＢとしての醍醐味であり、責務であると確信します。また、ＡＩでは困難であろう創造性や感性を武器にし、信頼を得てゆきたいと思います。そして、ＰＢとしての自覚を誇に、シニアＰＢや証券アナリストの取得など、さらなる自己研鑽を続けてまいります。