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図書紹介

「富裕層のバレない脱税 -「タックスヘイブン」から「脱税支援業者」まで」

佐藤弘幸 著
NHK出版 2017.9 253ページ 1,500円(税別)

「富裕層のバレない脱税 -「タックスヘイブン」から「脱税支援業者」まで」 PDF (124KB)

プライベートバンカーにとって、いささか気になるタイトルである。

昨年のパナマ文書の公開によって、世界的に大富豪たちがタックスヘイブンを利用して租税回避を行ってきたことが明らかになり、わが国でも富裕層の節税・脱税への関心が高まっている。しかし、脱税は富裕層に限ったことではない。

本書では、まず第1章で古典的な脱税事例の現金商売、宗教法人、中小企業から説き起こしている。そして第2章で海外を絡めたキャピタルフライト(資本逃避)による脱税を個人投資家、富裕層、ループホール(法の抜け穴)vs.国税局の視点で紹介している。さらに第3章では、脱税しようとする者をカモにするB勘屋、国税OB税理士、プロモーターといった3種類の脱税支援ブローカーの存在を明らかにしている。

脱税者と税当局は、永遠のイタチごっこであるとも言われるが、本書を通じてのメッセージは、「これならバレない」と思っている最新の脱税スキームであっても、国税当局は既に把握しているという警鐘であることを忘れてはならない。

著者は、元東京国税局・税理士、プリエミネンス税務戦略事務所代表

主要目次

 序章  なぜ人は脱税するのか?
 第1章 税金から逃れる「庶民」たち
 第2章 「富裕層」のバレない脱税
 第3章 暗躍する「脱税支援ブローカー」たち

 
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