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図書紹介

「プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか? -その投資法と思想の本質」

冨田和成 著
ダイヤモンド社 2017.9 229ページ 1,500円(税別)

「プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか? -その投資法と思想の本質」 PDF (141KB)

著者は、本書の目的として4つ掲げている。第1は、純金融資産保有額「1億円の壁」を超える富裕層の実態を明らかにすること、第2は、富裕層が利用しているプライベートバンクについて正しく理解されること、第3は、プライベートバンクが顧客にアドバイスする「資産運用の10原則」を説明すること、第4は、富裕層に提供するものと実質的に同じ価値を持つ方法があることを示すことである。

本書の中心は、第4章の「資産運用の10原則」である。その原則とは、1.ゴールを明確にし、そこから逆算する「ゴールベース資産管理」、2.バランスシートで家族の資産を可視化する、3.円建て預貯金のみに頼らない、4.世界経済の大きな流れに逆らわない、 5.マーケットに依存しない分散型ポートフォリオを組む、6.ルールを知り、ギリギリまで攻める、7.金融商品の目利き力をつける、8.一発KOだけは絶対に避ける、9.資産運用は中長期で考える、10.次世代を見据えた資産運用をしていくである。

詳細はともかく、奇をてらったものではない。要は、経済・市場環境の激変や所属先の営業方針の変更などに左右されずに、どこまで顧客に寄り添ってアドバイスを続けられるかがポイントであろう。

本書の優れた点は、1億円に達しない層についても、第6章で肌理細やかにアドバイスしているところにある。近年の金融商品の多様化から、知識次第で富裕層の運用戦略を真似ることができるという。著者は、それによって少しでも金融格差の解消に役立てればと結んでいる。

著者は、株式会社ZUU 代表取締役兼CEO

主要目次

 第1章 プライベートバンクを利用する富裕層の実態
 第2章 知られざるプライベートバンクの世界
 第3章 富裕層とプライベートバンクはこうしてつながる
 第4章 プライベートバンクが教える資産運用の10原則
 第5章 プライベートバンクが教える富裕層向けの資産運用法
 第6章 私たちにもできるプライベートバンクの資産運用法

 
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