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図書紹介

「金融ジェロントロジー -「健康寿命」と「資産寿命」をいかに伸ばすか-」

清家篤 編著
東洋経済新報社2017.4 206ページ 1,600円(税別)

「金融ジェロントロジー -「健康寿命」と「資産寿命」をいかに伸ばすか-」 PDF (134KB)

本書は、慶應義塾大学と野村資本市場研究所が共同で立ち上げた「高齢社会における金融・経済・医療に関する研究会」における議論を取りまとめたものである。

金融ジェロントロジーは、耳慣れない言葉であるが、老齢期および老齢化のプロセスを研究するジェロントロジー(老年学)と金融研究を組み合わせて、「健康寿命(ヘルスケア)」だけでなく、「資産寿命(ウェルスケア)」も伸長して、「生命寿命」とのギャップをできるだけ縮小するための学際研究である。とはいえ、まだ新しい研究分野であるため、本書も研究会参加者がそれぞれの専門分野における議論の紹介となっている。今後、学際的アプローチの成果が得られることが期待される分野である。

プライベートバンカーとしては、ウェルスケア(第6章、第7章)への関心が相対的に高いが、金融ジェロントロジーとの広い視野で捉えていくべきであることに気付かされる。

著者は、慶応義塾大学長(当時)、専門は労働経済学。

主要目次

 序章  ヘルスケアとウェルスケアの時代
 第1章 超長寿社会における社会経済システムの構想
 第2章 認知機能の低下した高齢者の意思決定
 第3章 社会システムの変革で人口減少時代に挑む
     ―― ウェルビーイング・プラットフォームの構築
 第4章 高齢社会を支えるテクノロジーはどうあるべきか
 第5章 高齢社会の働き方と健康
 第6章 高齢者の認知機能の低下と法的問題
     ―― 成年後見制度の現状と課題
 第7章 高齢者の資産管理のあり方を考える
 第8章 グローバル化の中での日本の高齢化問題
     ―― 現下の課題と将来への希望と機会

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