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図書紹介

ゴールベース資産管理入門 顧客志向の新たなアプローチ

チャック・ウィジャー、ダニエル・クロスビー 著
新井聡 監訳、野村證券ゴールベース研究会 訳
日本経済新聞出版社2016.5 333ページ 4,000円(税別)

ゴールベース資産管理入門 顧客志向の新たなアプローチ PDF (134KB)

本書によれば、ゴールベース・アプローチとは、「個人個人の将来の目標(ゴール)に向けて、資産などを管理していく方法」という。単に高いリターンだけを求めて「投資」するのではなく、各人のそれぞれの目標実現(例えば、リタイア後の生活、子や孫の教育、趣味、次世代への相続など)に向けて、資産分散を考え支出をコントロールしていくだけでは特に新味はない。本アプローチの特徴は、行動ファイナンスの知見に基づき、非合理バイアスを回避する工夫がなされている点にある。

米国の対面証券会社やプライベートバンクでは、1990年代後半以降、ウェルスマネジメント(資産管理サービス)と言われる個別の顧客に対応するアプローチが本格化してきている。最近では、まず顧客の人生の目標を特定していくコンサルティング段階から関係を築き、目標実現に向けて、顧客にアドバイザーが伴走していくサービスが求められており、本アプローチがその代表例と言える。 

著者は、ブリンカー・キャピタル会長(ウィジャー)、ノクターン・キャピタル創業者(クロスビー)、監訳者は、野村證券常務執行役員。

なお、当協会発行の「証券アナリストジャーナル」本年7月号掲載の大庭昭彦氏の展望論文「投資アドバイス理論の新展開」も本書を理解する上で参考になる。

主要目次

第1部 新しい方法の必要性
 第1章 市場における自由と、アドバイザーの責任
 第2章 投資家の感情と意思決定
 第3章 リスク、それは個人的なもの

第2部 パーソナル・ベンチマーク・アプローチとは
 第4章 ブリンカー・キャピタルのマルチ・アセット・クラス投資哲学
 第5章 ポケットの力
 第6章 アクティブ・マネージャーの選択

第3部
 第7章 人生の目標(ゴール)を実現するための投資
 第8章 パーソナル・ベンチマークを追及する
 第9章 わかりやすい説明を
 第10章 投資家とアドバイザーに向けた、提案プロセス・内容の具体的なヒント

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