プライベートバンカー資格
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シニアPB試験
合格体験記

ゼロからの挑戦

山口 康宏 さん

株式会社池田泉州銀行
リスク統括部
山口 康宏 さん
2018年2月シニアPB 資格認定 CMA

1.シニア PB 受験のきっかけ

私は平成 14 年に銀行に入行、新入行員の半年間だけ営業店で窓口業務を経験した後、15 年以上にわたり、そして現在も『マーケット部門の市場リスク管理業務』に携わっています。

マーケット業務で経験を積むに当たり、「もうワンランク上を目指すのなら、もっと専門的な知識習得が必要だ」と思い、平成 19 年に証券アナリスト(CMA)の資格取得に向けて勉強を始めました。 1 次試験は順調にクリア出来たものの、2 次試験では難しさのあまり 3 年間の挫折も経験し、紆余曲折の末に足掛け7年間の時間を費やして、平成 26 年に何とか合格することが出来ました。その頃に、協会が PB の資格取得を奨励しているのを知り、興味をもったのがきっかけです。

2.資格取得のために頑張れた理由

前述のとおり、私は銀行に勤めながら極めて特殊な業務に長年従事してきました。ただ、私としては、“このまま知識の偏った銀行員で良いのか”、そして“銀行員であるからには、お客様の悩みを聞き、共に考え、そして最善の解決策をアドバイスできるような金融マンになりたい”という思いを常々抱いており、その思いこそが、私が資格取得のために頑張れた力の源だったと感じています。

昨今、新聞に『相続』や『事業承継』に関する情報・報道がよく取り上げられています。政府も中小企業の事業承継問題には、本腰を入れて対策を図ろうとしています。PB 業務はまさに、人口減少や承継難で産業の活力を失いつつある今の日本の問題に向き合う、非常に重要な仕事なのです。

加えて個人的には、銀行員としてのスキルアップ、つまり自身の業務の裾野を広げるとともに、様々な知識を体系的に繋ぎ合わせ最適解を導き出す、というコンサルティング能力を身につけられるチャンスだと思いました。

3.PB 試験対策

シニア PB を受験するにあたり、私は PB 関連の知識は“ほぼゼロ”のド素人の状態でしたので、まさに『ゼロからの挑戦』でした。まずは 1 年かけてプライベートバンキングの基礎を学習するべく、「プライベートバンキング 上・下巻」を 3 回ほど繰り返し読み込むとともに、更に相続対策、事業承継対策の具体的な方法や、各種税額の計算方法が示されている書物を複数冊購入してノウハウの蓄積に努めました。そうやってコツコツと努力を積み重ねた結果、コンピューター試験は無事に通過、筆記試験へと駒を進めることとなりました。

ここで、証券アナリストの 2 次試験で 1 回挫折した苦い経験を思い出し、「筆記試験が難しすぎて、また途中で心が折れるかもしれない」と不安になりかけたこともありましたが、「自分が目指す金融マンになるために頑張っているのだから、途中で諦めるな!」と何度も自分に言い聞かせ、今回は “弱い自分”に打ち克つことが出来ました。そして筆記試験も一発合格できました。

問題文を読み込んで、その経営者一族の複数の登場人物が抱えるそれぞれの違った悩み、それらを体系的に捉えて皆がハッピーになる解決策が閃いた瞬間、何とも言えない高揚感を抱いたのを今でも覚えています。

4.今後に向けて

冒頭のとおり、私は長年『マーケット部門の市場リスク管理業務』に就いており、PB どころか営業や融資業務の経験は全くありません。ただ、このシニア PB 資格取得を機に、いずれチャンスが訪れるであろうその時に備えて、ネクストバッターズサークルで素振りを続けるつもりです。

「継続は力なり」といいますが、自己研鑽を継続的に行っていくことが、自身を成長させる原動力になると信じています。そして、資格を取得するために学んだ知識を更に広げていき、自身の守備範囲をもっともっと広げ、お客様に「あの人はいつも、私の悩みに的確なアドバイスをしてくれるし、分からないと思ったことも真摯に答えてくれる。本当に頼りになるし信頼できる人だ」と言ってもらえるような金融マンを目指していきたいと思います。

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