プライベートバンカー資格
公共社団法人 日本証券アナリスト協会-The Securities Analysts Association of Japan
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シニアPB試験
合格体験記

ファミリービジネス参謀
~創業家をビジネスとファミリーの両面から支える~

上楽 裕三 さん

株式会社ストライク
シニアアドバイザー 公認会計士
上楽 裕三 さん
2017年8月シニアPB 資格認定

PB 資格をお考えになっている皆様へ

金融機関関係の方には、会計士バックグラウンドの私の経歴等が直接の参考にはならないかもしれませんが、当資格を通じて他の領域の専門家と有機的に繋がり合えますので、一緒に業界を盛り上げていけたらと思います。

また、金融機関関係以外の方には、ご自身の業務領域の幅を広げられる良い手段と思いますので、私の体験や考え等が少しでも皆様の意思決定の一助になれたら幸いです。

プライベートバンカー資格を取得した経緯

私のキャリアは、公認会計士試験合格後、現有限責任監査法人トーマツの金融事業部からスタートしました。約 5 年間、金融機関やファンドの監査業務等に従事した後、グループ内の現デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社に出向しました。そこでは、企業再生・再編部門に所属し、大手企業の M&A アドバイザリー業務や業務支援等のコンサルティング業務に携わりました。

もともと、私が育ってきた環境として中小企業のオーナー経営者が周りに何人かいたこともあり、会社(経営者)がそれぞれのステージで直面する様々な経営課題に対して、側近としてサポートしたいという思いが根底にあり、これまで経験を積み重ねてきました。

そんな中、昨今の中小企業のトピックでもある事業承継について情報収集する中で、プライベートバンカー資格を知り、知見を深めるべく勉強を始めました。

また、仕事においてもちょうどその頃、デロイトトーマツグループで「経営承継支援サービス」の立ち上げがあったので、プロジェクトメンバーに志願しファミリービジネスを営むオーナー経営者向けサービスに従事することとなりました。

知識取得・受験に向けて

受験のスケジュール感としては、私はプライマリー・シニアの順にコンピュータ試験をそれぞれ 1 科目ずつ 1 週間おきに受験しました。

知識習得に関しては、公式のテキスト・推奨図書は非常によく纏められており、読めば一通りの知識は得られると思います。コンピュータ試験を受ける上でも、量と質は十分足りると思います。なお、暗記する性質のものではないため、通読し理解することに努めました。

この試験の最大の特徴はシニアの筆記試験です。一言で言えば、”提案される側になったつもりで作成すれば良い”わけなのですが、唯一の正解があるわけではなく、また参考例も少なく、私自身も非常に苦労しました。明々白々なことですが、単に手法論や比較の結果良し悪しを薦める提案であれば誰にでもできるもので、いかに相手に寄り添った響く提案書になるかが重要かと考えます。私の場合はそれが足りず、結果として 3 回目にしてようやく合格することができましたが、受験を重ねるごとに確実に提案の質が向上し、そのための勉強や工夫は、資格取得に関係なく自分にとって非常に有益であったと実感しています。

今後に向けて

私の一つの目標として、より多くのオーナー経営者一族をビジネスおよびファミリーの両面から専門的知識を活かしてサポートもしくはときにリードしていく存在になることです。

数少ない経験ではありますが、オーナー経営者の悩み・課題は非常に複雑かつ多岐にわたることも実感しております。また個々の状況に応じて、取りうる解決策も多種多様であり、優先順位、トレードオフの関係もあるなど一筋縄とはいきません。だからこそ、PB の資質が求められるとも思いますし、自身としても少しずつ出来る領域を広げ深めていければと考えております。

現在は、とりわけ昨今の中小企業の事業承継問題を少しでも多く解決したいと考えた末に、株式会社ストライクに転職して、中小企業の M&A サポートに特化し、日々邁進しているところです。

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