プライベートバンカー資格
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シニアPB試験
合格体験記

オーナー経営者とご家族に安心感を与えたい

山本 周 さん

保険サービスシステム株式会社
名古屋支店担当部長
山本 周 さん
2017年8月シニアPB 資格認定

1.シニア PB 受験のきっかけ

2015 年 8 月 5 日の日経新聞広告を見て「受験したい」と思ったのがきっかけだったと記憶しています。毎月、定期購読している「KINZAI Financial Plan」にも広告が掲載されていたようにも思います。

20 年近く前ですが、前職の生命保険会社で FP 部門在籍期間中に取り組んだ信託銀行 PB 部門とのコラボセミナーや、お客様相互訪問の経験から「プライベートバンカー、プライベートバンキング業務」という言葉に関心を持っていました。

また 15 年以上勤務している現職はお客様が全てオーナー経営者であることから FP や PB で扱う分野は日頃から馴染みがあり、新聞で「プライベートバンカー資格」の文字を見て自分に丁度良いスキルアップの機会と思いすぐに申込みました。

2.粘り強く頑張れたモチベーションの源泉

「プライベートバンキング」のテキスト上下巻を 1 回通しで読みましたが、内容は単なる資格試験の教材というよりは、仕事観や人生観に刺激を受ける素晴らしい読み物と感じました。紹介されている参考文献も興味深い内容が多く、数冊を実際に購入し視野を広げられた感じがします。

保有している FP 資格の分野と比べると、よりオーナー経営者にフォーカスした内容となっており、毎日の仕事と密接に関連することから、意欲的に読み進められました。

コンピューター試験を経て、いよいよ投資政策書が送られてきました。最終的には 3 回提出することになり、3回目で合格することができました。

2 回、3 回と受験を続けることが出来た最大の要因は、楽しみながら取り組めたことだと思います。

問題に登場する顧客とその家族をイメージしながら、自分がまだ知らない知識に解決の糸口があるのではないかと想像しながら調べたり、その顧客の業種・業界の市場環境を調べたりする作業は新鮮でした。

また、税理士や中小企業経営者と日々接する自分の仕事上、ここは何とかクリアしなければならないミッションであると捉えたことも継続受験できた要因だと思います。実際、投資政策書が合格しないまま 3 単位の有効期限が切れた場合は、再度、コンピューター試験から再受験するつもりでした。

1 回目、投資政策書のサンプルを参考に、作成してみました。

課題が到着した時は答案提出期限まで 1 ヶ月あることから、当初は余裕と感じていましたが、日々の業務の中で答案作成は遅々として進まず、GW 前に無理矢理仕上げた感じで提出し、あえなく不合格となりました。不合格の発表直後の絶妙のタイミングで、次の受験申込案内が送られてきて、条件反射的に申込みました。

2 回目、全体最適となる解を見つけるべく広角的に論点整理するなど工夫して取り組みました。

提出する答案は、パワーポイントで 1 回目より凝って作成しました。ある課題を解決するリースのスキームがあることをネット上で発見するなど手応えを感じて提出しましたが、詰めが甘かった様で結果は不合格でした。

しかし、この試験から提出した答案へのフィードバックが送られてきたことが、大変励みになりました。合格までのレベル感「合格まであと 1 歩」、項目別評価は表現力「A+」、全体評価「A」、採点委員の方のコメントも自信がつく内容をいただきました。

3 回目、良い評価をいただいた前回の路線を踏襲し、あとは前回指摘された株価の計算間違いをしない様に注意して、全体最適をより意識して作成しました。

証券アナリスト協会の試験であることからマーケットリサーチの視点が重要と考え、問題に登場する顧客のパン業界を過去 2 回の取組み以上にネットで調べてトレンドや実在する同業の会社の HP を参考にしながら、相談者の立場を疑似体験することに力を入れました。

振り返ると、1 回目は自分が答案を書き進めながら、このまま進めて良いのか半信半疑のまま、中途半端でやや強引に最後をまとめた印象がありましたが、その反省が2 回目に活かされ、その 2 回目のフィードバックのお陰で、3 回目は自信を持って攻めの答案作成が出来たと感じています。

3.現在の仕事との関係

相談者であるオーナー経営者にとって中心的な相談相手となることが多いのは、顧問税理士と考えられます。私の仕事は、その顧問税理士からの紹介によって顧客との接点をいただける立場であることから、扇の要ではなく、扇の羽の側を構成する専門業者の中の 1 つという立ち位置だと自覚しています。

PB 関連の知識について自由に発言してしまうと、紹介者から求められていない領域まで踏み込んでしまいかねないことから、まずは求められている保険分野についてしっかりとしたアドバイスを引続き取り組んでまいりたいと思います。保険以外の分野については紹介者である税理士を通して、アドバイスを行うなど、間接的にでも、お客様のお役に立てればと思います。

4.シニア PB 資格取得後の抱負

日々接するお客様の平均的な会社規模や業況は、問題に出てくる企業はと異なりますが、中には試験に出てきてもおかしくない様なお客様に出会う機会もあります。

オーナー経営者の家族関係等に目を向け、答案作成の過程で身に付けた「全体最適」の視点を重視しつつ、紹介者である顧問税理士と弊社(自分自身)の三角形の関係を常に忘れず、お客様に安心感を与えられる環境の一部となれるよう、継続教育に取組み、テキストを繰り返し読み初心を忘れず、精進してまいりたいと思います。

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