プライベートバンカー資格
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シニアPB試験
合格体験記

コンサルティング力の向上を目指して

中村 優介 さん

野村證券株式会社
水戸支店
中村 優介 さん
2017年2月シニアPB資格認定

私は2010年に入社以来、営業店で資産コンサルティング業務に携わってきました。私がシニアPB資格を受験した目的は、自身のコンサルティング力の向上でした。経験が浅い若輩者ですが、私のシニア PB 資格の受験経験が少しでも皆様のご参考になれば幸いです。

1.単品営業の限界を知る

野村證券では入社後まず新規顧客の開拓を行います。新規開拓業務を行う上で対象となるお客様は同族企業オーナーの方が多く、リーマンショック後ということもあり、金融商品の単品営業だけでは苦戦していました。法人オーナーとリレーションを作る方法として、お客様が一番気にされる本業や相続に対しての提案が重要と考え、当社と提携している税理士の先生と訪問する機会を多く作りました。その面談の中で、お客様と税理士の先生が自社株の評価や相続について話している内容が全く分からず、悔しい思いをしました。私も同じようにお客様とお話ができるようになりたいと考え、自身で参考書を購入して未上場オーナーの相続について勉強し、分からない場合は税理士の先生や本社関連各部署に質問し徐々に事業承継について学ぶようにしました。それにより、お客様との面談時には事前準備としてある程度の仮説が立てられるようになってきました。金融商品の単品営業からお客様の資産全体に対するコンサルティングを行うことにより、新規顧客の開拓率が上がり、結果としてお預けいただける資産も多くなることが実感できました。

2.PB 資格を知る

PB資格に興味を持ち始めたのは、先輩のご自宅へ伺った際にアナリスト協会から届いたPB資格の案内を見てからです。独学で学んできたことが、資格取得を通して高い知識を習得することが出来るのではと感じ、受験を決断しました。テキストを購入し一通り目を通すと、断片的に取得していた知識が体系的に整理されていて、今まで学んできたことが一つのテキストに凝縮されていると感じました。また、民事信託や RM 等の新しい分野も学ぶことができました。この資格を取得するために勉強したことは必ず自身の営業力の向上に繋がるとすぐに確信し、そこからプライマリーPB、シニアPBの勉強を始め、2017年2月にシニアPBに合格することができました。

3.テキストを熟読する

勉強方法は、まずテキストを熟読し、分からない箇所は協会が推薦している図書を購入し補いました。また私は地方に住んでおり、なかなか PB セミナーに参加することができなかったため、後日セミナー動画を購入し参考にしました。テキストは合計 3 回程読み返しました。特に RM に関しては実務に役立てられるようイメージしながら何度も読み返しました。筆記試験の投資政策書作成では普段お客様に提示する資料の作成を本社部署に依頼していたため、一から作り上げた経験がなく、非常に苦戦しました。また普段の業務では事業承継から考えがちでしたが、ファミリーの事業面・家族面の現状分析をはじめに行うことが大切だと実感しました。

4.さらなるコンサルティング力の向上を目指す

相続税、所得税の増税に加え国内企業の約7割が後継者不在と言われており、今後ますますタックスプランニングを含めたファミリーやその法人の資産管理、事業承継対策の重要性が高まってくると同時に、PB業務の需要も拡大していくとみられます。

シニアPB資格を取得しましたが、諸先輩方と比べるとまだまだ経験が浅く、これから更にコンサルティング能力を向上させ、お客様に喜んでいただけるプライベートバンカーを目指して日々精進していきたいと考えています。

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