プライベートバンカー資格
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プライマリーPB合格体験記

プライマリーPB合格体験記

2014年11月
山下 朗裕さん (CFP®、中小企業診断士)

プライマリーPBを受験した動機

過去にプライベート・バンカーという名称は聞いたことがありました。とくに、欧米ではそうした専門家が富裕層ビジネス面で活躍していると。しかし、実際にどのような資格であるのかはよく知りませんでした。こうした中、昨年来、日経新聞や金融関係の雑誌等でアナリスト協会による情宣記事等を読んで、富裕層に重点をおいたアドバイスやコンサルティングを行う内容であることがわかり、興味が湧くとともに、資格試験に対する関心を持ちました。これからわが国でも、中小企業における事業承継や税制の改正に伴う富裕層の相続問題がますます脚光を浴びることと推察されます。すでに、フィナンシャル・プランナー(CFP®)や中小企業診断士の資格は持っていますが、それぞれにかなり普及した資格であるため、さらなるスキルアップを図り、お客様にアピールする観点からPB試験を受けてみることにしました。最終的には、シニアPBを目指したいと思いますが、試験のレベル感がわからなかったため、プライマリーPBを受けてみることとしました。

受験準備

コンピューター試験は、職場や自宅の近くの会場で、いつでも都合の良い時に受験できるという利便性が高い反面、試験日や会場が指定される試験と違って、自己管理に甘えが生じやすいことを強く意識しました。また、メインテキストやサブテキストははっきりしているものの、過去問がなく、試験内容に想像がつかなかったこと、仕事との兼ね合いで勉強の負担を分散させる観点から、毎月1単位ずつ受けることとしました。まずは、第1単位のウェルネスマネジメント、次に第3単位のリレーションシップ・マネジメントほか、最後に第2単位の不動産・税金を受験し、予定通り3か月で終了しました。メインテキストである「プライベートバンキング 上下巻」を3回ほど精読、サブテキスト類の「証券アナリスト基礎講座」、「租税法入門」を2回ほど通読しました。なお、試験直前には、「あなたもなれる!PBコーディネーター~プライベートバンカー入門 52の心得」が簡潔かつわかりやすくまとまっていて、頭の整理にとても役立ちました。

3か月間で分散受験したため、日々の負担感は意外と小さく、朝の仕事前や通勤電車の中で読む程度の時間(毎日30分~1時間)を費やしました。こうした中、税金はテキストだけでは不安であったため、国税当局WEBのQ&Aなども時々確認していました(この点、最近のアナリスト協会のHPにもアドバイスが記載されています)。正直、試験結果に自信が持てなかったのはこの税金・不動産の第2単位でした。

資格の活用

受験のためにメインテキスト「プライベートバンキング 上下巻」を初めて読んだ時には、他の資格試験のテキストとはかなり異なる本という印象を受けましたが、読み返すうちに著者の意図やPBという仕事の中身が段々感じられるようになりました。さらに、PBセミナーやPB補完セミナーで2014年6月に「成功する顧客コミュニケーション術」で講演された米田先生や、2014年7月に「初対面から始める企業オーナー開拓のポイント」で講演された斧原先生など、第一線で活躍されているプライベートバンカーのお話を直接聞いて、非常に実践的かつ具体的な仕事のイメージの湧く優れたテキストであることを確信しました。また、試験科目の構成も、顧客との信頼関係構築のポイントやコンタクトの深め方、海外不動産や税制など他の資格にはない独自性を有した資格であることもわかりました。今後、企業経営者や資産家といった資産家はもちろん、地方を中心にこれから増加すると見込まれるマス富裕層を対象としたビジネスを構築していくことは、ますます重要度が高まるものと考えます。

金融機関などに勤めておられ、組織的な対応が図れる職場においては、プライマリーPBの資格を有していれば、役割に応じた仕事がこなせるものと思いますが、組織の中での指導的な役割を担ったり、独立したプロとして活躍するためには、やはり上位資格であるシニアPBが必要であろうと感じております。お客様のニーズに応え、的確にお役にたてるプロを目指して、今後も努力していきたいと思っています。

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