プライベートバンカー資格
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2019年6月1日
PB資格試験制度改定 Q&A

2019年6月1日、プライベートバンカー(PB)資格試験制度の改定を行います。受験をお考えの方は、PB資格試験制度改定Q&Aをご活用ください。

Ⅰ.PB資格全般

わが国においては、企業オーナーを中心とする顧客の事業・資産承継や相続を支援するために、包括的な金融サービスを提案、実行支援するプライベートバンカーに対する期待がますます高まっています。
プライベートバンカーがこのような社会的要請に応えるためには、一定数のプライベートバンカー(PB)資格保有者が社会において活躍し、その認知度を高めていくことが必要です。
そのためには、プライベートバンカー(PB)資格取得を目指す方々の増加を図っていくとともに、プライベートバンカーとして幅広い知識を持ち、それを使った具体的対応策(投資政策書)の提示ができる人材を体系的に育成していくことが重要です。
こうした点に鑑み、今般、より受験しやすく、より継続しやすい資格制度への発展を目指して、プライベートバンカー(PB)資格試験制度の見直しを行うこととしました。

主な変更点は、以下の通りです。
(1)シニアPB(上級レベル)
 ・筆記試験のみとし、コンピュータ試験は廃止する。
 ・受験資格要件を、①プライマリーPB資格保有者、②CMAとする。
(2)プライマリーPB(中級レベル)
 ・プライマリーPB向けの資産運用・管理に関するサブテキストを新規作成する。(2019年4月初版刊行予定)
 ・コンピュータ試験の一部免除制度を廃止する。
(3)PBコーディネーター(初級レベル)
 ・資格更新に必要な継続教育の要件を職業倫理のみとする。

Ⅱ.受験資格

シニアPBの受験資格は、①プライマリーPB資格保有者と、②CMAになります。
なお、旧シニアPBコンピュータ試験3単位合格者には、受験資格を継続できるようプライマリーPB資格を付与します。 プライマリーPBとPBコーディネーターについては、従来通り、誰でも受験できます。

プライマリーPB試験はPBとしての幅広い知識の確認、シニアPB試験はそれらを前提とした顧客への提案力の評価との位置づけを明確にしたことから、プライマリーPB試験合格後にシニアPB試験を受験して頂くことが基本となります。
但し、CMAについては、当協会の資格であり、高い知識レベルを持つことを確認しているので、シニアPBの受験を認めることとしました。

FP1級、CFP等の資格については、これまでシニアPBのコンピュータ試験の受験資格要件のひとつとしてきましたが、同試験の廃止に伴い、プライマリーPB試験を受験していただき、PBに必要な幅広い知識を確認させていただくこととしました。

CMAの受験科目として、1次試験では、証券分析とポートフォリオマネジメント、財務分析、経済があり、2次試験では、これらにコーポレートファイナンスと企業分析、職業倫理といったものが加わる。PBの受験科目と直接重なるわけではないが、いずれもかなり高度な内容であり、これらを学ぶ基礎としてPBの知識を相当程度習得している必要があること、不足部分についてはPBテキスト等の自習で補えると判断したことから、コンピュータ試験(プライマリーPB試験)は免除することとしました。

Ⅲ.コンピュータ試験

コンピュータ試験の形式は以下のように変わります。
① プライマリーPB試験:4択形式は変わりませんが、3単位すべてにおいて、問題数は40問、試験時間は100分となり、問題数(従来:70問前後)、試験時間(同:120分)ともに、従来よりも少なく(短く)なります。
② PBコーディネーター試験:問題を3択形式から4択形式に変更するとともに、問題数は60問、試験時間は100分となり、問題数(従来:130問)、試験時間(同:120分)ともに、従来よりも少なく(短く)なります。

コンピュータ試験の問題は、法制度等の変更に伴い、毎年改訂を行っています。今回は問題数の変更等もあり、やや大きめの改訂となりますが、問題のレベル自体は変わりません。
なお、協会ウェブサイトに掲載中のプライマリーPBとPBコーディネーターのサンプル問題も同様に見直しを行いますので、参考にしてください。

現行のコンピュータ試験は2019年5月26日(日)までです。
5月27日(月)~6月2日(日)は切替え作業のため、コンピュータ試験は休止となります。
新試験のスタートは6月3日(月)からとなります。

シニアPB・CBT は2019年5月26日まで実施します。

シニアPB・CBTのバウチャーは2019年2月末まで販売しますが、有効期限は2019年5月26日までとなり、期限経過後の払戻しは出来ませんので、ご注意ください。

プライマリーPB一部免除のバウチャーは2019年2月末まで販売しますが、有効期限は2019年5月26日までとなり、期限経過後の払戻しは出来ませんので、ご注意ください。

一部免除以外のプライマリーPBおよびPBコーディネーターについては、試験制度自体に変更はありませんので、バウチャーは従来通りの販売で、有効期限も6か月で変わりません。

Ⅳ.シニアPB・CBT

プライベートバンカーとしての幅広い知識の確認はプライマリーPB試験の役割とし、シニアPB試験では、それらを前提とした顧客への提案力を評価するとの位置づけを明確にしたために、シニアPB試験は筆記試験のみとすることとしました。

以下の特例措置を設けます。
筆記試験に未合格の場合、シニアPB・CBTの合格単位は、見直し実施時(2019年6月1日)に、プライマリーPBの単位へ振替を行います。
その結果、
① シニアPB・CBT 3単位合格者には、プライマリーPB資格が付与され、プライマリーPB資格で筆記試験が受験可能となります。
② シニアPB・CBT1~2単位合格者には、プライマリーPBの同科目の単位が付与され、残りの単位をプライマリーPBで取得された上で、シニアPBの筆記試験に進んでいただくこととなります。
①、②とも各単位のシニアPB・CBT取得時期は引き継ぎます。また、3単位合格後のプライマリーPB資格の有効期限は、特例措置で合格後3年間となります。

請求があれば、発行します。

Ⅴ.筆記試験

筆記試験については、答案のページ数を20ページ以内から15ページ以内に削減します。その他は従来通りです。なお、変更は2019年秋試験からとなります。

協会ウェブサイトに投資政策書作成ガイドを掲載します(2019年4月掲載予定)ので、参考にしてください。

Ⅵ.資産運用・管理のサブテキスト

資産運用・管理については、従来、証券アナリスト基礎講座テキスト、証券アナリスト1次・2次通信講座テキストを使用していましたが、冊数が多数に及ぶことから、これらをまとめたPB専用テキストを作成し、効率的に学習を進められるようにしました。

専用テキストができ、より学習しやすくなることから、見直し後の資産運用・管理の問題のウエイトは若干上げる予定です。

Ⅶ.一部免除制度の廃止

試験問題の体系や内容の見直しに伴い、廃止しました。

一部免除制度は、第1単位(64問中12問)、第2単位(65問中12問)となっていましたが、免除範囲が狭いため、試験の合否への影響はほとんどないと考えています。

Ⅷ.継続教育

PBコーディネーターの資格更新に必要な継続教育の要件を職業倫理の1ポイントのみとします。
プライマリーPB、シニアPBについては、従来通りです。

PB資格の入門編としてのPBコーディネーターの位置づけに照らすと、資格更新に多くの継続教育を課すことが、同資格保有者にとって過大な負担となっているとみられることから、資格更新要件を職業倫理のみとし、更新しやすくすることとしました。

資格の更新要件は、従来比、軽減しましたが、更新の条件とは関係なく、継続教育自体は積極的に受講して頂ければと思います。

割引特典は従来通りです。

Ⅸ.受験料・継続教育費用

シニアPB筆記試験の受験料が19,600円になります。プライマリーPBとPBコーディネーターのコンピュータ試験の受験料は従来通りです。
なお、受験料については、先行き予告なく変更することがありますのでご了承ください。

シニアPB試験は、これまでコンピュータ試験が3単位で30,900円、筆記試験が10,300円で、合計41,200円でした。筆記試験の10,300円は、コンピュータ試験も含めたシニアPB試験全体の中で設定したものです。今回コンピュータ試験がなくなったことで、筆記試験だけでの料金設定を検討した結果、19,600円としました。

PB資格試験がスタートして約5年が経過し、継続教育のメニューについては質量ともに充実してきたことから、継続教育費用(含む継チケ)の価格改定についても検討中です。詳細については、追って協会ウェブサイトで公表しますのでご覧ください。
なお、継続教育費用については、先行き予告なく変更することがありますのでご了承ください。

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