合格者の声
芳我 賢人 さん
一橋大学 経済学部(合格時)
CMA資格取得を目指した動機は何ですか
金融機関、特に証券市場に関わる業界への就職を考えているので、そこで必要とされるであろう知識を身につけるために資格取得を目指しました。
資格取得のための準備について
- (1)
いつ・どのくらい勉強されましたか
大学生なので主に長期休暇を用いて勉強しました。第1次レベル、第2次レベル共に1日3時間で1か月かけて各教科のテキストを読み、加えて過去問とその復習であわせて1年分15時間費やし、5年分解きました。机に座って勉強したのはこの160時間程度です。
- (2)
どのように勉強されましたか、お勧めの勉強法などを教えてください
過去問の復習の際には間違えたポイントをまとめてノートにし、該当分野のテキストを振り返って間違えた箇所の周辺までノートに書きこむことで、似た問題に対処できるようになったと思います。参考書は特に使いませんでした。
合格の秘訣
各年度で当然問題は違いますが、聞かれている内容自体はそこまで変化するものではないので、一度解いた問題をもう一度解くことになった際に必ずできるようにしておくことが大事だと思います。私の場合は間違えたポイントのまとめノートでした。また確かにテキストの内容が難しかったですが、テキストを1周しただけという比較的早い段階で過去問を解いたことで何を優先的に理解するべきか考えることができたと思います。
準備を通じて得たこと
経済学部ということもあって資格取得のための勉強が大学の勉強の予習になることが多かったです。そのため大学院との合同授業といった難しい授業にもスムーズに入れたと思います。
受講中の方へのメッセージ
この資格は社会人の方の合格が学生に比べて非常に多いですが、実務経験のなさを考慮しても勉強する時間を考えれば学生の方がとりやすい資格だと思います。学生の方で取得を考えているなら社会人になってから取得するよりも学生のうちにとる方がよいと思います。
今後の抱負について
資格勉強、また経済学部の勉強で得られた知識を活かせる業界に就職して実務経験を積んで、検定会員補(CCMA)※から検定会員(CMA)になろうと思います。
(協会からの補足)
証券アナリスト第2次レベル試験に合格しているが実務経験年数の不足等により、まだ検定会員(CMA)として入会できない方は、検定会員補(CCMA)に登録できる。
大学・大学院在学中に第2次レベル試験に合格した方は、満25歳に達するまでの登録料・登録継続費が免除される。