基礎講座演習問題(第10章)

以下の各問に対する答えとして最も適切なものをa~dの中から1つ選びなさい。

問 34
わが国の機関投資家に関する次の記述のうち、正しくないものはどれか。
  1. わが国では公的年金や企業年金の積立金などの巨額の資産運用市場が存在しており、さまざまな機関投資家が活動している。
  2. 信託銀行は、銀行法上は信託業務を兼営する銀行という位置付けであるが、年金業務や資産運用関連業務を幅広く手がけている。
  3. わが国では、現在、投資顧問会社と投資信託委託会社の兼営は認められていない。
  4. 生命保険会社による逆ざや問題とは、運用利回りがあらかじめ加入者に約束した予定利率を下回ることをいう。
 a  b  c  d


問 35
日本の企業年金制度に関する次の記述のうち、正しくないものはどれか。
  1. 企業年金制度は、公的年金制度を補完する目的で民間企業が独自に実施する福利厚生制度である。
  2. 厚生年金基金は、2002年の確定給付企業年金法の制定により実施されている企業年金制度である。
  3. 確定給付型年金は、退職時の給与水準や勤続年数等に応じて一定の年金給付額があらかじめ確定しているものであり、給付額が運用成果に直接影響されることはない。
  4. 適格退職年金制度は、比較的小規模の企業を中心に導入されてきたが、確定給付企業年金法に基づき、新たな確定給付企業年金制度等への切替えが進んだ。
 a  b  c  d


問 36
投資政策、アセット・アロケーションに関する次の記述のうち、正しくないものはどれか。
  1. 一般に、資産運用を行う際には、その投資目的を明らかにすることが必要である。
  2. 実質的な資産価値を維持するには、購買力が低下することがないように、物価上昇率を上回る資産の伸びを目指すことが求められる。
  3. 複数の資産クラスの配分を決定するプロセスをアセット・アロケーションという。
  4. 近い将来に大きな資金の流出があらかじめ予想されるような場合、流動性を低めに維持するような投資政策が求められる。
 a  b  c  d


問 37
パフォーマンスの測定に関する次の記述のうち、正しくないものはどれか。
  1. 時間加重収益率は、キャッシュフローの影響を受けずに、資産運用者の定量的な投資成果を測定することができる。
  2. インフォメーション・レシオ(IR)は、パッシブ運用の精度を測定する指標である。
  3. シャープ・レシオは、無リスク資産の利子率を上回る超過リターンを標準偏差で割ることにより求められる。
  4. 投資パフォーマンス基準は、資産運用会社が自らの運用実績を測定し顧客に開示する際の統一的なガイドラインである。
 a  b  c  d